特許
J-GLOBAL ID:200903090737051336
密封用直線スライドファスナ-
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松岡 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-101839
公開番号(公開出願番号):特開平7-284405
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 良好な密封性が保持できる密封用直線スライドファスナ-を形成することが可能となり、従来の如き三角状な端部空間に水やゴミが溜ることがなくなる。また生産性が良いのでコストダウンも可能となる。【構成】 従来の直線スライドファスナ-に密封性を持たせるために、両テ-プ本体1,2の外面には、両咬合子11,21より上部に両案内溝12,22を形成し、該両案内溝12,22に嵌入する支持突軸31を有すると共にそれよりも前側に分離片33を設けたスライダ-3を配置し、更に端部おいて支持突軸31を中心にスライダ-3が回動されて両咬合子11,21を完全に咬合状態と成し、且つ分離片33の先端が両テ-プ本体1,2の上縁よりも下側に配置される構造とする。またスライダ-3を固定スライダ-と可動スライダ-に分離しても良い。
請求項(抜粋):
2本の軟質プラスチック製のテ-プ本体(1),(2)を並列に配し、該両テ-プ本体(1),(2)の対面側には、その長手方向へ沿って対向する凹溝咬合子(11)と凸条咬合子(21)とを別々に一体に成形すると共に、該凹溝咬合子(11)と凸条咬合子(21)を咬合或いは開放するスライダ-(3)を有する直線スライドファスナ-に於いて、前記両テ-プ本体(1),(2)の外面には、前記両咬合子(11),(21)よりも上部で且つそれと平行な案内溝(12)と凸側案内溝(22)を形成させ、該両案内溝(12),(22)に嵌入して摺動する支持突軸(31)を有すると共にその支持突軸(31)より下方に挾持溝(32)を形成し且つ前記支持突軸(31)の反対寄りに分離片(33)を設けたスライダ-(3)を配置し、該スライダ-(3)が端部に来て完全咬合するに当り、前記支持突軸(31)を中心に前記スライダ-(3)が上方へ回動しながら前記挾持溝(32)の下端によって前記両咬合子(11),(21)を完全に咬合状態と成すと共に、この時、前記分離片(33)の先端が前記両テ-プ本体(1),(2)の上縁よりも下側に配置される位置関係となる構造であることを特徴とする密封用直線スライドファスナ-。
IPC (2件):
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