特許
J-GLOBAL ID:200903090743350795

冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-217451
公開番号(公開出願番号):特開2000-046420
出願日: 1998年07月31日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 二酸化炭素を冷媒として使用すると共に、冷凍サイクルの効率を向上させ、さらに環境若しくは動作状態の変化に敏感に追従できる冷凍サイクルを提供する。【解決手段】 第1及び第2の膨張手段を設けると共に、第1及び第2の膨張弁の間に気液分離手段を設けるようにしたので、コンプレッサによって圧縮され放熱器によって冷却された高圧の気相冷媒を、第1の膨張手段によって気液二層域の中間圧力まで減圧し、気液混合体となった冷媒を気液分離手段で気相冷媒と液相冷媒に分離し、さらに第2の膨張手段によって該液相冷媒のみを膨張させることができ、また、前記気相冷媒は、中間圧力のままコンプレッサの吸入側に吸引されるので、不必要な気相冷媒の圧縮動力を抑制することができるので、サイクルの効率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
気相冷媒を超臨界域まで圧縮するコンプレッサと、該コンプレッサから吐出された超臨界域の気相冷媒から熱を放熱する放熱器と、該放熱器を通過した超臨界域の気相冷媒の圧力を気液二層域まで低下させる膨張手段と、膨張手段によって低下された冷媒の液相分を蒸発させる蒸発器から少なくとも構成される冷凍サイクルにおいて、前記膨張手段は、第1の膨張手段と第2の膨張手段によって構成されると共に、該第1の膨張手段と該第2の膨張手段の間には、前記第1の膨張手段によって気液二層域まで低下された冷媒を、前記コンプレッサに戻される気相冷媒と前記第2の膨張手段に送られる液相冷媒とに分離する気液分離手段が設けられ、且つ前記第2の膨張手段の上流側には、冷媒からオイルを分離して前記コンプレッサに戻すオイル分離手段が設けられることを特徴とする冷凍サイクル。

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