特許
J-GLOBAL ID:200903090743825114

熱可塑性樹脂組成物及びその成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-113438
公開番号(公開出願番号):特開2007-284563
出願日: 2006年04月17日
公開日(公表日): 2007年11月01日
要約:
【課題】耐衝撃性と成形時の流動性とのバランスに優れる熱可塑性樹脂組成物を提供すること。【解決手段】(A)ポリアミド樹脂5〜99部と、(B)下記多段グラフト共重合体0.9〜80部と、(C)下記カルボン酸基含有共重合体0.1〜20部と、を含有する熱可塑性樹脂組成物;(B):ゴム質重合体(a)5〜80部の存在下に、アクリル酸エステル単量体(b)2〜50部をグラフト重合し、しかる後、芳香族ビニル系単量体(i)10〜85%、シアン化ビニル系単量体(ii)5〜40%及び他のビニル系単量体(iii)0〜35%からなるビニル単量体(c)93〜18部をグラフト重合して得られる多段グラフト共重合体、(C):不飽和カルボン酸単量体0.01〜20%、芳香族ビニル系単量体90〜50%、シアン化ビニル系単量体10〜50%及び単量体混合物0〜40%を共重合してなる分子量2万〜7万のカルボン酸基含有共重合体。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(A)ポリアミド樹脂5〜99質量部と、 (B)下記に示される多段グラフト共重合体0.9〜80質量部と、 (C)下記に示されるカルボン酸基含有共重合体0.1〜20質量部と、 (但し、(A)〜(C)成分の合計量は100質量部)を含有することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物; (B):少なくとも50質量%がブタジエン単位から構成される平均粒子径0.25〜0.50μmのゴム質重合体(a)5〜80質量部の存在下に、第1段目のグラフト重合用単量体として、アクリル酸エステル単量体(b)2〜50質量部をグラフト重合し、しかる後第2段目以降のグラフト重合用単量体として、芳香族ビニル系単量体(i)10〜85質量%、シアン化ビニル系単量体(ii)5〜40質量%及びこれらと共重合可能な他のビニル系単量体(iii)0〜35質量%(これら(i)〜(iii)成分の合計量は100質量%)からなるビニル単量体(c)93〜18質量部(これら(a)〜(c)成分の合計量は100質量部)をグラフト重合して得られる多段グラフト共重合体、 (C):不飽和カルボン酸単量体0.01〜20質量%、芳香族ビニル系単量体90〜50質量%、シアン化ビニル系単量体10〜50質量%及びそれらの単量体に共重合性を有するその他のビニル単量体から選ばれる一種以上の単量体混合物0〜40質量%(これら成分の合計量は100質量%)を共重合してなる数平均分子量20000〜70000のカルボン酸基含有共重合体。
IPC (4件):
C08L 77/00 ,  C08L 51/04 ,  C08L 25/08 ,  C08F 285/00
FI (4件):
C08L77/00 ,  C08L51/04 ,  C08L25/08 ,  C08F285/00
Fターム (22件):
4J002BC04Y ,  4J002BC04Z ,  4J002BN21X ,  4J002CL00W ,  4J002CL01W ,  4J002CL03W ,  4J002CL05W ,  4J002CL06W ,  4J002GC00 ,  4J002GM00 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00 ,  4J026AC10 ,  4J026AC32 ,  4J026BA04 ,  4J026BA05 ,  4J026BA27 ,  4J026BA31 ,  4J026BB04 ,  4J026BB10 ,  4J026GA01 ,  4J026GA09
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公昭38-23476号公報
  • 特公平7-84549号公報
  • 熱可塑性樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-201160   出願人:住化エイビーエス・ラテックス株式会社
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る