特許

J-GLOBAL ID：200903090753062763

ピッチコントロール剤およびピッチコントロール方法

発明者： 山口 善治 ,  竹内 一博 ,  内山 宏
出願人/特許権者： 伯東株式会社
代理人 (1件)： 田中 政浩 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-314631
公開番号（公開出願番号）：特開平7-166487
出願日： 1993年12月15日
公開日（公表日）： 1995年06月27日
要約：

【要約】【目的】パルプ及び紙の製造工程におけるピッチ障害を抑制・防止するためのピッチコントロール剤及びピッチコントロール方法を提供する。【構成】特定のホスホベタイン化合物、あるいはホスホベタイン化合物とカチオン性ポリマーを有効成分とするピッチコントロール剤、及びパルプに対し0.001〜2重量%添加、あるいはピッチが付着する製造装置にピッチコントロール剤を噴霧するピッチコントロール方法である。パルプや紙、さらに製造装置にピッチ生成物質の付着をなくすことにより、紙の汚点・欠点がなくなり紙品質が向上し、断紙がなくなり生産性・作業性が向上する。

請求項（抜粋）：

パルプあるいは紙の製造工程に使用される、一般式〔I〕あるいは〔II〕で表されるホスホベタイン化合物の1種あるいは2種以上を有効成分とするピッチコントロール剤【化1】【化2】ここで、R1、R5は、炭素数6〜30の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基、または脂肪酸アミドアルキル基、R2、R3、R4は、それぞれ独立に炭素数1〜3のアルキル基、A1、A2は、それぞれ独立に、炭素数1〜3のアルキレン基あるいはヒドロキシアルキレン基、M1、M2は、水素あるいはナトリウム、カリウム、アンモニウムを表す。

IPC (3件)：

D21C 9/08 ,  D21H 17/07 ,  D21H 17/56

FI (2件)：

D21H 3/12 ,  D21H 3/48 101