特許
J-GLOBAL ID:200903090758127570

廃棄物処分施設の汚染水漏出防止方法および汚染水漏出防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-206256
公開番号(公開出願番号):特開平10-043706
出願日: 1996年08月05日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 遮水層が破損しても、内部の汚染水の漏出が生じず、また、その場合には漏洩箇所の特定や漏洩箇所に対する対処が可能であるような廃棄物処分施設の汚染水漏出防止方法および汚染水漏出構造を提供する。【解決手段】 廃棄物処分施設1の側部または底部にあって汚染水の漏出を防ぐための不透水層8を内部不透水層9と外部不透水層10に区画された二重構造として形成し、内部不透水層9と前記外部不透水層10の間の間隙部12に水を注入して内部不透水層9に対して外方から水圧を作用させておき、内部不透水層9において破損箇所が生じた際に、間隙部12に注入された水を内部不透水層9の内側に流入させ、汚染水の内部不透水層9外側への漏出を防止することを特徴とする。
請求項(抜粋):
廃棄物処分施設においてその内部に滞留する汚染水が外部に漏出することを防ぐための廃棄物処分施設の汚染水漏出防止方法であって、前記廃棄物処分施設の側部または底部にあって前記汚染水の漏出を防ぐための不透水層を内部不透水層と外部不透水層に区画された二重構造として形成し、前記内部不透水層と前記外部不透水層の間の間隙部に水を注入して前記内部不透水層に対して外方から水圧を作用させておき、前記内部不透水層において破損箇所が生じた際に、前記間隙部に注入された水を前記内部不透水層の内側に流入させ、前記汚染水の前記内部不透水層外側への漏出を防止することを特徴とする廃棄物処分施設の汚染水漏出防止方法。

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