特許
J-GLOBAL ID:200903090770191658

ガスメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300230
公開番号(公開出願番号):特開平11-132819
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 遮断弁のテスト遮断動作を実施した際にその遮断異常の発生を自動的に確実に検知することができ、しかもその遮断異常の程度を段階的に判別し、その段階ごとに対する適切な対処をさらに自動的に実施して、遮断弁の動作不良の発生を解消し必要な際には遮断弁を確実に動作可能にして安全性を確保する。【解決手段】 いわゆるテスト遮断時に遮断弁制御手段6は、1度の遮断動作を実行するだけではなく、その遮断弁の弁体の開閉動作を2回以上に亙って繰り返し行なう。そして遮断異常判定手段7は遮断動作不良の程度を複数段階に区分してその動作不良の程度に適切に対応した対処を施すことにより遮断弁の動作不良を解消することができる。
請求項(抜粋):
ガスの流量を計測するガス流量計測手段と、前記計測されたガス流量を積算するガス流量積算手段と、前記ガスの流れを遮断する遮断弁とを有するガスメータにおいて、前記遮断弁が動作した直後の前記ガスの瞬間流量値を検出する瞬間流量検出手段と、前記瞬間流量検出手段で検出された前記ガスの瞬間流量値を予め定められたしきい値と比較する瞬間流量比較手段と、一定の時間間隔を隔てた時刻ごとに前記遮断弁を制御して第1の遮断動作を行ない該第1の遮断動作の実行後の前記ガスの瞬間流量値を前記瞬間流量検出手段で検出した後に前記遮断動作に続いてさらに前記遮断弁を一旦開いた後に第2の遮断動作を行なうという一連の動作を、前記時刻ごとに1回乃至複数回連続して実行する遮断弁制御手段と、前記第1の遮断動作の実行後の前記ガスの瞬間流量値および前記第2の遮断動作の実行後の前記ガスの瞬間流量値を、第1のしきい値と比較して、前記両瞬間流量値が連続して共に前記第1のしきい値以上となった場合には、前記遮断弁に遮断異常が発生したものと判定する一方、前記第1の遮断動作の実行後の前記ガスの瞬間流量値および前記第2の遮断動作の実行後の前記ガスの瞬間流量値を、前記第1のしきい値よりも低い値に設定された第2のしきい値と比較して、前記両瞬間流量値が連続して共に前記第2のしきい値未満となった場合には、前記遮断弁が正常に遮断動作したものと判定する遮断異常判定手段と、前記遮断弁に遮断異常が発生したものと判定された場合には、該遮断異常の発生を警報する警報発生手段とを備えたことを特徴とするガスメータ。

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