特許
J-GLOBAL ID:200903090774064189

(全ラセミ体)-α-トコフェロールを製造するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-071442
公開番号(公開出願番号):特開2001-294584
出願日: 2001年03月14日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 腐食問題がなく、環境を汚染しない、選択的かつ高収率の(全ラセミ体)-α-トコフェロールの製造方法の提供。【解決手段】 有機溶媒中の触媒として、下記一般式(I)のトリス(ペルフルオロアルカンスルホニル)メタン等、又は金属トリス(ペルフルオロアルカンスルホニル)メチド等の存在下において、下記反応式(II)の縮合反応を行い、該有機溶媒として、脂肪族若しくは環式ケトン、脂肪族若しくは環式エステル又は脂肪族若しくは芳香族炭化水素を用いることを特徴とする製造方法。〔(R1SO2)3C〕xR2 (I)〔式(I)中、R1は、ペルフルオロアルキル基等を表し、R2は、プロトン、又はそれぞれカチオン性の形態の、ホウ素等からなる群より選ばれる金属カチオンを表し、nは、1から10の整数を表し、xは、プロトン又は金属カチオン原子価を表す〕
請求項(抜粋):
トリメチルヒドロキノンとイソフィトール又はフィトールとの酸触媒される縮合反応による(全ラセミ体)-α-トコフェロールの製造方法であって、有機溶媒中で、触媒として、下記一般式:〔(R1SO2)3C〕xR2〔式中、R1は、ペルフルオロアルキル基、CnF2n+1又はペンタフルオロフェニルを表し、R2は、プロトン、又はそれぞれカチオン性の形態の、ホウ素、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素、スカンジウム、チタン、バナジウム、バナジル、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、イットリウム、ジルコニウム、ロジウム、パラジウム、銀、スズ、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、ユウロピウム、ジスプロシウム、イッテルビウム、ハフニウム、白金及び金からなる群より選ばれる金属カチオンを表し、nは、1から10の整数を表し、そしてxは、プロトン(1)又は金属カチオン(1、2、3又は4)の対応する原子価を表す〕のトリス(ペルフルオロアルカンスルホニル若しくはペンタフルオロベンゼンスルホニル)メタン、又は金属トリス(ペルフルオロアルカンスルホニル若しくはペンタフルオロベンゼンスルホニル)メチドの存在下において縮合反応を行い、該有機溶媒として、脂肪族若しくは環式ケトン、脂肪族若しくは環式エステル又は脂肪族若しくは芳香族炭化水素を用いることを特徴とする製造方法。
IPC (2件):
C07D311/72 101 ,  C07B 61/00 300
FI (2件):
C07D311/72 101 ,  C07B 61/00 300

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