特許
J-GLOBAL ID:200903090774502976

鶏糞のメタン発酵処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 靖雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143586
公開番号(公開出願番号):特開平9-299994
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】鶏糞を処理してメタンガスを採取するに当たって、悪臭の防止と、メタン醗酵の効率化と、採取したメタンガスを利用する有効な手段を得ること。【解決手段】スリラー化槽内の鶏糞スラリーを、加温手段と槽内圧力が高まったときメタンガスを取り出して圧力をほぼ一定に保つ圧力制御手段を備えている密閉したガス発生槽の底部から取り出した嫌気性菌含有水を、このガス発生槽の高さの中間より上位に戻す循環により、槽内を攪拌してメタン発酵を促進するとともに、この底部から取り出した嫌気性菌含有水を、時々にスリラー化槽に戻して、このスリラー化槽及びガス発生槽の液面をほぼ一定に保とともに、装置各部から生じる嫌気性菌を含む廃液をすべてスリラー化槽又はガス発生槽に還流させて、嫌気性菌の流失を防止することとしている。
請求項(抜粋):
鶏糞をスラリー化するスラリー化槽から供給された鶏糞スラリーをメタン発酵させる密閉型のガス発生槽に、加温手段と、槽内圧力が高まったときメタンガスを取り出して槽内圧力をほぼ一定に保つ圧力制御手段を設けるとともに、上記ガス発生槽の低部から嫌気性菌含有水を取り出し、該ガス発生槽の高さの中間より上位に戻して循環させることにより、槽内を攪拌してメタン発酵を促進し、さらに上記低部から取り出した嫌気性菌含有水を、適時に上記スラリー化槽に戻して、該スラリー化槽及び上記ガス発生槽内の液面をほぼ一定に保つことを特徴とする鶏糞のメタン発酵処理方法。
IPC (2件):
C02F 11/04 ZAB ,  B09B 3/00
FI (2件):
C02F 11/04 ZAB A ,  B09B 3/00 C

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