特許
J-GLOBAL ID:200903090775657396

無線アクセス方法及び無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-030189
公開番号(公開出願番号):特開平11-234286
出願日: 1998年02月12日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 応答パケットを確実に返送しつつ、データパケットの送信遅延を抑制し、優先局アクセス時間を大幅に短縮できる無線アクセス方法及び無線通信システムを提供する。【解決手段】 自局宛データパケットを受信(SP1) した受信局は送信待ちデータパケットの存否を判定(SP2)して、存在すれば 0〜システム定義の最大値でランダム時間を設定(SP3) し、存在しなければその最大値を設定する(SP12)。その後、設定したランダム時間+優先局アクセス時間の満了まで無線周波数を監視する(SP4〜SP5,SP13〜SP14)。未使用のまま満了した場合(SP5,SP14が「Y」)、送信待ちデータパケットがあればこれを送信(SP6) して優先局アクセス時間経過後に応答パケットを送信(SP8) し、無ければ直ちに応答パケットを送信する(SP15)。又、監視中に他局の後続データパケットがあれば(SP9) 、送信完了を待って優先局アクセス時間経過後(SP10)に応答パケットを送信する(SP11)。
請求項(抜粋):
複数の無線局で一つの無線周波数を共用してパケットデータ通信する際に、パケットを送信しようとする無線局は、他局と競合せずにパケット送信を優先的に行える優先局アクセス時間と予め設定された範囲内から選択されるランダム時間とに渡って前記無線周波数の未使用を確認した後に前記パケットを送信でき、送信局からデータパケットを受信した受信局は、該データパケットの受信完了を通知する応答パケットを前記送信局へ返送する場合に、前記優先局アクセス時間の経過をもって優先的に送信できる無線アクセス方法において、前記受信局は、前記応答パケットを返送する際に、(1a)該受信局において既に送信待ちデータパケットが存在する場合には、(1b)前記優先局アクセス時間と前記ランダム時間とに渡って、前記無線周波数が未使用のままであるか監視し、(1c)前記無線周波数が未使用のままであれば、前記送信待ちデータパケットを送信し、該送信が完了してから前記優先局アクセス時間が経過した後に前記応答パケットを返送し、(2a)前記受信局において前記送信待ちデータパケットが存在しない場合は、(2b)前記データパケットを受信してから、前記優先局アクセス時間と前記範囲内の最大時間とに渡って、前記無線周波数が未使用のままであるか監視し、(2c)前記無線周波数が未使用のままであれば、直ちに前記応答パケットを返送し、(3)前記(1b)又は(2b)における監視中に前記無線周波数が使用された場合は、自局以外の無線局から送信された後続データパケットの送信が完了したのち、前記優先局アクセス時間が経過してから前記応答パケットを返送することを特徴とする無線アクセス方法。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04L 29/06
FI (2件):
H04L 11/00 310 B ,  H04L 13/00 305 D

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