特許
J-GLOBAL ID:200903090778752888

樹脂組成物及びこれを用いた静電荷現像用トナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 勝広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-165562
公開番号(公開出願番号):特開平5-331374
出願日: 1992年06月02日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 低温定着が可能で且つ定着温度領域が広く、保存安定性及び流動性に優れ、更に凝集を起こさず耐衝撃性ににも優れ、且つ帯電特性が良好でしかも使用中に常に安定した荷電性を有する、鮮明でカブリがなく且つ濃度低下のない画像が得られる脂組成物及びこれを用いた静電荷現像用トナーを提供すること。【構成】 ドメイン粒子及びマトリックスとから形成されている均一で細かい海島構造を有する樹脂組成物であり、更に、樹脂組成物のGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)によって測定されたクロマトグラムによる樹脂の分子量、及び分子量分布が特定の値を有することを特徴とする樹脂組成物及びこれを用いた静電荷現像用トナー。
請求項(抜粋):
ドメイン粒子及びマトリックスで形成されている樹脂組成物において、マトリックス中に分散しているドメイン粒子の平均粒径が5μm以下であり、該ドメイン粒子を構成する樹脂P1 のガラス転移点Tg1 が0〜60°C、マトリックスを構成する樹脂P2のガラス転移点Tg2 が40〜90°Cであり、且つ樹脂P2のガラス転移点Tg2 が、樹脂P1のガラス転移点Tg1 よりも10°C以上高く、且つ樹脂P2はカルボキシル基を有するが、樹脂P1 は実質的にカルボキシル基を有さず、更に、樹脂組成物のGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)によって測定されたクロマトグラムによる樹脂P2の分子量が5000〜2万、及び樹脂P1の分子量が50万〜100万であり、且つこれらの夫々の領域に少なくとも1つの極大値を有し、低分子領域側の最大ピークの高さ(Hl)と高分子量領域側の最大ピークの高さ(H3)とこれらの両ピーク間の極小値の高さ(H2)の比が、Hl:H2:H3=3〜25:1:1.5〜12である関係を満たし、且つ樹脂組成物の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比がMw /Mn =15〜80であることを特徴とする樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L101/00 LSY ,  G03G 9/087

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