特許
J-GLOBAL ID:200903090782737087

低純度酸素製造のための極低温精留システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-190139
公開番号(公開出願番号):特開平7-305953
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 従来からの空気沸騰システムより減少した所要動力において運転することのできる低純度酸素製造のための極低温精留システムの開発。【構成】 頂部凝縮器61を備える第1(高圧)塔59と底部再沸器63を備える第2(低圧)塔60とを有する極低温精留設備において、第1供給空気流れ4を前記第2塔の底部再沸器に通し、底部再沸器からの供給空気を前記第1塔及び第2塔に通入し、第1供給空気流れの圧力より低い圧力における第2供給空気流れ6を第1塔に通す。第1塔にて酸素富化底液28は頂部凝縮器61に流れ、窒素富化蒸気と熱交換し、生成する酸素富化蒸気35と酸素富化液体36とは頂部凝縮器61から第2塔60内に通る。第2塔から低純度酸素を抜き出す。
請求項(抜粋):
低純度酸素製造のための極低温精留方法であって、(A)頂部凝縮器を備える第1塔と底部再沸器を備える第2塔とを有しそして該第1塔が第2塔の圧力を超える圧力で運転される極低温精留設備を用意する段階と、(B)2.7〜7kg/cm2 絶対圧(39〜100psia)の範囲内の圧力における第1供給空気流れを提供しそして該第1供給空気流れを前記底部再沸器に通す段階と、(C)前記底部再沸器からの供給空気を前記第1塔及び第2塔の少なくとも一方に通入する段階と、(D)第1供給空気流れの圧力より低い圧力における第2供給空気流れを提供しそして該第2供給空気流れを前記第1塔に通す段階と、(E)前記第2塔から低純度酸素を抜き出しそして該抜き出した低純度酸素を前記第1供給空気流れとのそして前記第2供給空気流れとの間接熱交換により加温する段階と、(F)生成する加温された低純度酸素を生成物として回収する段階とを包含する低純度酸素製造のための極低温精留方法。
IPC (2件):
F25J 3/04 102 ,  F25J 3/04

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