特許
J-GLOBAL ID:200903090785141142

排ガス中のSO3ガス採取方法及び装置と、SO3濃度の 分析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 晃一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-233686
公開番号(公開出願番号):特開平8-210954
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目 的】 煙道11に取付けたガス採取管12により採取した排ガスを酸露点以下の温度に保たれたスパイラル管16に通し、スパイラル管内での慣性衝突作用を利用して排ガス中のSO3 ガスを凝縮し、液状でサンプリングラインに付着した硫酸分を洗浄液で洗浄して洗い出し、一定量の分析試料液を得る装置において、排ガス中のSO3 濃度を正確に、かつ短時間で測定する。【構 成】 ガス採取管12の先端に圧縮空気を供給し、空気でパージして排ガスがガス採取管に流入しないようにしながら洗浄液を供給して洗浄液が煙道の方に流れないようにし、ガス採取管先端からスパイラル管16まで洗浄してサンプルライン内の硫酸分を洗い流し、洗浄液受槽24に入れる。洗浄液が一定量に達すると、分析試料受槽26に送込み、中和滴定法により分析試料液中の硫酸分を求める。
請求項(抜粋):
SO3 ガスを含む排ガスより200〜300°Cに加熱したガス採取管を用いて一定量の試料ガスを採取し、ついで酸露点温度以下の80〜150°Cに保持したスパイラル管内を通過させ、スパイラル管内での慣性衝突作用を利用してガス状硫酸を液状硫酸に変換し、凝集させたのちに、サンプリング管内を洗浄水で洗浄して適量を分取する排ガス中のSO3 ガスの採取方法において、洗浄時にガス採取管の先端に空気を送り、排ガスを吸引しないようにパージしながら、洗浄液をガス採取管の先端からスパイラル管に送って洗浄することを特徴とするSO3 ガス採取方法。
IPC (3件):
G01N 1/22 ,  G01N 1/28 ,  G01N 31/22 121

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