特許
J-GLOBAL ID:200903090791980822

非共有データベースシステムにおける1段階コミット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-522052
公開番号(公開出願番号):特表2007-501456
出願日: 2004年07月28日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
1つ以上のノードが、共有された永続的な記憶装置へのアクセスを有する非共有データベースシステムにおいて、分散型トランザクションを処理するための技術を提供する。分散型トランザクションのコーディネータは、2段階コミットプロトコルを用いて分散型トランザクションを調整するのではなく、コーディネータが保持するトランザクションの状態情報へのアクセスを有する参加者とともに、1段階コミットプロトコルを用いる。トランザクションの状態情報は、たとえば、コーディネータの再実行ログ内に存在し得る。コーディネータが故障した場合に、当該参加者は、共有ディスクに記憶された情報に基づき、分散型トランザクションの状態を判断することができる。加えて、コーディネータは、当該参加者が「準備の整った」正式な状態に入らなくても、参加者が共有ディスクに記憶した情報に基づき、分散型トランザクションのコミットが可能であるか否かを判断することができる。
請求項(抜粋):
非共有データベースシステムにおいて分散型トランザクションを実行するための方法であって、 前記非共有データベースシステムの第1の非共有ノードにおいて、前記分散型トランザクションを調整するコーディネータに、前記分散型トランザクションの状態を示す情報を永続的な記憶装置に記憶させるステップを含み、 前記永続的な記憶装置は、前記分散型トランザクションの一部として1つ以上の演算を実行できる参加者にとってアクセス可能であり、 前記参加者は、前記非共有データベースシステムの第2の非共有ノード上に存在し、前記方法はさらに、 前記非共有データベースシステムの前記第2の非共有ノードにおいて、前記参加者に、前記永続的な記憶装置から前記情報を読出すことによって前記分散型トランザクションの前記状態を判断させるステップを含む、方法。
IPC (3件):
G06F 12/00 ,  G06F 9/46 ,  G06F 3/06
FI (3件):
G06F12/00 518A ,  G06F9/46 430 ,  G06F3/06 301F
Fターム (7件):
5B065BA01 ,  5B065CA13 ,  5B065CA30 ,  5B065CC03 ,  5B065PA08 ,  5B082FA17 ,  5B082GA03
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • トランザクション処理 [下], 20011029, 第1版, p.633-783
審査官引用 (1件)
  • トランザクション処理 [下], 20011029, 第1版, p.633-783

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