特許
J-GLOBAL ID:200903090794585975

乗客コンベア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-098712
公開番号(公開出願番号):特開平11-292447
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】双方向の自動運転が可能で、かつ、複数の乗客が乗客コンベアに連続して乗り込んでも安全に作動させ、かつ低コストの構成を提供する。【解決手段】踏段列4の両端の乗降口2,3に、乗客の接近を検出する第1の通過検出装置9,第2の通過検出装置13の検出信号が入力される度に、運転指令を出力または継続出力するとともに、乗客の移動上流側の検出装置通過に基づいて設定された運転設定時間を取り消して、当該検出装置から第2の接近検出装置12まで乗客が移動するのに要する時間に余裕を加えた時間に変更するようにした。
請求項(抜粋):
無端状に連結されて乗客を搬送する踏段列と、この踏段列の両端の乗降口近傍に設けられた乗客の乗降口への接近等を検出する検出装置と、この検出装置の検出信号に基づいて踏段列を自動で運転,停止させる制御装置を備えてなる乗客コンベアにおいて、前記検出装置は、前記踏段列両端の乗降口の踏段列から離れた位置にそれぞれ設けられた乗客の第1の接近検出装置と第2の接近検出装置と、この第1及び第2の接近検出装置自体にそれぞれ設けられ、乗客の通過を検出する第1及び第2の通過検出装置とを有し、この乗客の乗降口への接近を最初に検出した第1の接近検出装置あるいは第2の接近検出装置側からその他方の第1の接近検出装置あるいは第2の接近検出装置側に向けて前記踏段列を移動させる制御装置を備えてなることを特徴とする乗客コンベア。

前のページに戻る