特許
J-GLOBAL ID:200903090799089526
マルチプロセッサシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 明夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-065858
公開番号(公開出願番号):特開平9-311820
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】相互結合網上のコヒーレント処理要求の転送を削減する。【解決手段】キャッシュライン以上の大きさを有する、主記憶の複数の領域の各々について、それぞれに属するデータを各プロセッサユニット10-iがキャッシングしているか否かを示す情報がマルチキャストテーブル400に記憶される。他のプロセッサユニットに送付すべきコヒーレント処理要求の送付先をこのテーブルに記憶された情報に基づいて制限し、相互結合網50によりこの要求を制限された送付先に部分放送する。送付先のプロセッサユニットは、その要求が指定するデータのキャッシュ状態を返送するときにそのプロセッサユニットでのそのデータが含まれる特定のメモリ領域に関するそのプロセッサユニットでのキャッシング状況を併せて返送し、要求元プロセッサユニットは、この返送に基づいてマルチキャストテーブル400を更新する。
請求項(抜粋):
それぞれ少なくとも一つのプロセッサを含む複数のプロセッサユニットと、上記複数のプロセッサユニットにより共有される少なくとも一つのメモリユニットと、各プロセッサユニットに対応して設けられたキャッシュメモリと、各プロセッサユニットに対応して設けられ、上記各プロセッサユニットからのメモリアクセス要求に応答して、そのメモリアクセス要求が指定する第1のメモリアドレスのデータに関する第1のキャッシュコヒーレント処理要求を生成する回路と、各プロセッサユニットに対応して設けられ、上記メモリユニットに属する複数のメモリ領域の各々に属するいずれかのデータを上記各プロセッサユニットおよび他の複数のプロセッサユニットの各々が保持しているか否かを識別するためのプロセッサユニットキャッシング状況を記憶するキャッシング状況メモリと、上記各プロセッサユニットに対応して設けられ、上記第1のメモリアドレスが属する第1のメモリ領域に属する少なくとも一つのデータを保持する一部のプロセッサユニットを指定する転送先情報を、上記記憶されたプロセッサユニットキャッシング状況に基づいて生成する転送先情報生成回路と、該複数のプロセッサユニット群と該メモリユニット群を相互に接続する相互結合網であって、上記相互結合網は、上記転送先情報に応答して上記第1のキャッシュコヒーレント処理要求を上記一部の複数のプロセッサユニットに並列に転送するネットワークよりなるマルチプロセッサシステム。
IPC (2件):
G06F 12/08 310
, G06F 15/163
FI (2件):
G06F 12/08 310 B
, G06F 15/16 320 K
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