特許
J-GLOBAL ID:200903090806564260

動き補償予測フレーム間符号化装置及び画像処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-150636
公開番号(公開出願番号):特開平8-317399
出願日: 1990年09月28日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【課題】 動き補償予測フレーム間符号化装置とその装置からの信号を受ける外部装置を具備した画像処理システムにおいて、画像の精微性を失うことなく符号化することを目的とする。【解決手段】 入力テレビジョン信号の画素値または予測誤差値を、直交変換し直交変換係数を算出する直交変換手段18と、ブロックあたりの目標符号量から残留符号量と量子化ステップサイズの関係式を設定する関係式設定手段40と、設定された関係式と残留符号量より量子化ステップサイズを算出する量子化ステップサイズ決定手段23と、直交変換係数を量子化し、量子化した直交変換係数を算出する量子化手段20で構成することにより発生符号量を制限することにより、精微性を保持し画質の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
テレビジョン信号をアナログ・ディジタル変換するA/D手段と、ディジタル化した入力テレビジョン信号の1フレームまたは1フィールドを定められた大きさのブロックに分割するブロック化手段と、個々のブロックについてテレビジョン画像の動きである動ベクトルを算出する動ベクトル検出手段と、個々のブロックについて前記動ベクトルを用いて動き補償するか判定する動き補償判定手段と、動き補償予測するブロックについて前フレームの再生画像を動ベクトルで動き補償予測し、予測画素値を算出する動き補償予測手段と、入力テレビジョン信号の画素値と予測画素値との差分を予測誤差値として算出する誤差算出手段と、個々のブロックについて、フレーム間符号化するかフレーム内符号化するかを判定する符号化方法決定手段と、ブロック毎に前記フレーム内符号化・フレーム間符号化判定結果により直交変換する信号を、入力テレビジョン信号の画素値とするか予測誤差値とするか切り替える切り替え手段と、入力テレビジョン信号の画素値または予測誤差値を、直交変換し直交変換係数を算出する直交変換手段と、ブロックあたりの目標符号量から残留符号量と量子化ステップサイズの関係式を設定する関係式設定手段と、前記関係式設定手段により設定された関係式と残留符号量より量子化ステップサイズを算出する量子化ステップサイズ決定手段と、直交変換係数を量子化し、量子化した直交変換係数を算出する量子化手段と、フレーム内符号化かフレーム間符号化かの情報と量子化した直交変換係数を符号化する符号化手段と、量子化した直交変換係数を逆直交変換し、逆量子化信号を算出する逆量子化手段と、前記フレーム内符号化・フレーム間符号化判定結果により再生画素値算出時に用いる画素値を動き補償予測した予測画素値とするか、数値「0」とするか切り替える切り替え手段と、予測画素値または数値「0」と逆量子化信号より再生画像を算出する画像再生手段と、再生画像を蓄積する画像蓄積手段と、動ベクトルを符号化する動ベクトル符号化手段とを具備した動き補償予測フレーム間符号化装置と、前記動き補償予測フレーム間符号化装置からの信号を受ける外部装置を具備した画像処理システム。
IPC (3件):
H04N 7/30 ,  H03M 7/36 ,  H04N 7/32
FI (3件):
H04N 7/133 Z ,  H03M 7/36 ,  H04N 7/137 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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