特許
J-GLOBAL ID:200903090812855632

材質異方性のない厚鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-029143
公開番号(公開出願番号):特開平6-240351
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 材質異方性がなく結晶粒が微細で強靱な厚鋼板を製造する方法を提供することを目的とする。【構成】 所定の成分を含有した鋼を未再結晶温度域で累積圧下率20%以上の圧下を加えた後に、繰り返し曲げ加工を施すことにより再結晶を生じせしめ、結晶粒が微細で材質異方性がない強靱な厚鋼板を製造する。ただし、板表層部の歪量の総和(ε,%)を繰り返し曲げ加工時の板温度(T)との関係で下記式により規定する。ε≧-1.14×10-3T+2.4
請求項(抜粋):
重量%でC:0.02〜0.30%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.30〜3.5%、Al:0.003〜0.10%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造した鋼塊あるいは鋼片に鋳造後直接あるいは再加熱後、オーステナイトの未再結晶温度域で累積圧下率で20%以上の圧下を加え、次いで繰り返し曲げ加工を施すことにより下記式に示した累積歪み量を与えることを特徴とする材質異方性のない厚鋼板の製造法。ε≧-1.14×10-3T+2.4ただし、ε:繰り返し曲げ加工により板表層部が受ける歪みの総和T:繰り返し曲げ加工を行う際の厚鋼板の表面温度(°C)
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06

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