特許
J-GLOBAL ID:200903090814707665

ファイル転送方法及び媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-236281
公開番号(公開出願番号):特開平11-085637
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】品質の悪い回線や移動通信などにおけるファイル転送において、回線異常によるファイル転送中断後のファイル転送再実行に伴う時間的ロスを短縮し、オペレータへの作業負担を軽減するファイル転送方法を提供すること。【解決手段】ファイル受信の状況を管理するファイル受信管理テーブルT1を待ち、ファイル受信中断時に既に受信したデータを記憶装置H1に保管し、中断したことをファイル受信管理テーブルに記録し、ファイル転送再実行時にファイル受信管理テーブルT1の情報から中断されたファイル転送であると判断したとき、ファイル転送を受信データの続きから継続転送することにより、ファイル転送再実行に伴う時間的ロスの短縮とオペレータへの作業負担の軽減が得られる。
請求項(抜粋):
ファイル転送要求があった際、ファイル受信の状況を管理するためのファイル受信管理テーブルに前記ファイル転送要求に関する登録がされているか否かを調べ、前記登録がされていないと判定された場合には、前記ファイル受信管理テーブルに登録を行う受信開始工程と、前記ファイル転送要求に対して、ファイルの転送開始位置を判定し、その判定結果に基づいて、ファイル転送を行う送信工程と、前記転送されるファイルの転送中にファイル転送が中断された場合でも、その中断までに受信したデータを保管し、その受信データサイズとファイル転送が中断された旨の中断情報を前記ファイル受信管理テーブルに、前記登録と対応させて記録する受信中断工程と、前記ファイル転送要求の前記登録が既になされていると前記受信開始工程により判定された場合、そのファイル転送要求は、前記中断したファイル転送に対する要求であると判断し、前記ファイルの転送元に対して前記中断情報を通知し、そのファイル転送が中断した位置から転送するように要求又は応答する受信継続工程と、前記ファイル転送が前記中断することなく終了した場合、前記ファイル受信管理テーブルから前記登録を削除する受信終了工程とを備え、前記送信工程は、前記受信継続工程による要求又は応答に基づいて、前記中断した位置からファイル転送を行い、又、前記受信開始工程において登録がされていないと判定された場合には、前記ファイル転送を最初から行うことを特徴とするファイル転送方法。
IPC (2件):
G06F 13/00 351 ,  G06F 12/00 545
FI (2件):
G06F 13/00 351 E ,  G06F 12/00 545 M

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