特許
J-GLOBAL ID:200903090814899181

磁気抵抗素子用増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-369021
公開番号(公開出願番号):特開平11-194160
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 たとえ出力電圧の振幅を一定にするために温度補償回路を設けても、温度補償回路によって差動増幅後の出力電圧の中点電位が温度変化に応じて変化しないようにすることができる磁気抵抗素子用増幅回路を提供する。【解決手段】 磁気抵抗素子40の4つの強磁性磁気抵抗素子パターンr1,r2,r3,r4にてブリッジ回路を構成する。ブリッジ回路の一方の相対する2端子51,55に入力電圧Vccを印加し、他方の相対する2端子53,57を出力端子とする。出力端子53,57に差動増幅回路10を接続する。差動増幅回路10には増幅後の出力電圧の中点電位を可変抵抗器VRにて可変して所定の電位に設定するオフセット調整回路30を設ける。差動増幅回路10の後段に温度変化による出力電圧の振幅の変動を補償する温度補償回路70を設ける。
請求項(抜粋):
基板上に形成された4つの強磁性磁気抵抗素子パターンの長手方向を交互に直交せしめてなる磁気抵抗素子を具備し、これら4つの強磁性磁気抵抗素子パターンにてブリッジ回路を構成するとともに、該ブリッジ回路の一方の相対する2端子に入力電圧を印加し、他方の相対する2端子を出力端子とし、該出力端子に差動増幅回路を接続することで、磁気抵抗素子の出力電圧を差動増幅せしめる磁気抵抗素子用増幅回路において、前記差動増幅回路には、増幅後の出力電圧の中点電位を可変して所定の電位に設定するオフセット調整回路を設け、且つ該差動増幅回路の後段に、温度変化による出力電圧の振幅の変動を補償する温度補償回路を設けたことを特徴とする磁気抵抗素子用増幅回路。
IPC (2件):
G01R 33/09 ,  H01L 43/08
FI (2件):
G01R 33/06 R ,  H01L 43/08 A

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