特許
J-GLOBAL ID:200903090816819290

地盤改良工の施工効果判定方法およびそれに用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋山 重夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-200177
公開番号(公開出願番号):特開平8-041860
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 地盤安定化工事の効果を施工直後に、かつ施工の1本1本について確認することができる検出方法を提供する。【構成】 注入パイプ1を地盤内に挿入しながら、その下端近辺に設けた電気絶縁層6およびその絶縁層6内に埋設される電極P1〜10群からなる検出部により周辺地盤の各深さにおける所定範囲の比抵抗値を測定し、注入パイプ1を引き上げながら、その下端近辺から安定処理材を地盤に注入・充填すると共に、前記検出部により施工後の周辺地盤の比抵抗を測定し、ついで施工前後の比抵抗とを比較することにより、各深さにおける施工工事範囲を推定する施工効果検出方法。【効果】 施工の1本1本について、施工直後に両者を比較して施工の効果の確認判定が可能である。さらに薬液注入工法や高圧噴射注入工法ないしソイルセメント柱工法において、1本1本の施工の効果が確認できる。
請求項(抜粋):
地盤中に注入パイプを挿入し、その先端付近から安定処理材を注入しながら注入パイプを上昇させ、地盤中に安定処理材を浸透ないし充填させることにより軟弱地盤を安定化させる工法において、安定処理材が周囲の地盤中に、充分に滲透または充填したかを判定する方法であって、地盤中に注入パイプを挿入するときに、その先端に設けた比抵抗測定装置の検出部により、施工前の周辺地盤の各深さにおける比抵抗値を測定して記録し、注入パイプを上昇させるときに、施工後の周辺地盤の各深さにおける比抵抗値を、前記比抵抗測定装置により逐次測定し、その測定値をさきに測定した施工前の地盤の比抵抗値と比較することにより、各深さにおいて安定処理材が充分に滲透または充填したかを判定する、地盤改良効果判定方法。

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