特許
J-GLOBAL ID:200903090830049899

超音波モータの支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-003388
公開番号(公開出願番号):特開平6-046579
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、長時間、安定した連続運転ができる超音波モータを提供することを目的とする。【構成】 本発明はロータをパイプの内部に収納し、ロータの外部に、パイプの内周面に接続される樹脂製の取付部材を装着し、取付部材の熱伝導率をシリコン樹脂の熱伝導率程度もしくはそれ以上の値に設定する一方、ステータをホルダの内部に収納し、ステータの外部に、ホルダの内部に接続される樹脂製の支持部材を装着し、支持部材の熱伝導率をシリコン樹脂の熱伝導率程度もしくはそれ以上の値に設定したものである。【効果】 本発明構造によれば、発熱を取付部材と支持部材で効率良くパイプとホルダに伝えて外部に放出できるので、超音波モータを長時間連続運転してもこれを不用に過熱させることがない。よって過熱により超音波モータの共振周波数がずれて効率が低下することがなく、摩擦材が剥がれることもなく、ポーリングがほどけて作動に異常を来すこともない。
請求項(抜粋):
ねじり振動子と縦振動子を中心軸で一体化してなる円柱状のステータに回転自在にロータを接続してなる超音波モータが、これを収納するパイプとこのパイプの端部に接合されるホルダに支持されてなる超音波モータの支持構造において、前記ロータがパイプの内部に収納され、ロータの外部に、前記パイプの内周面に接続される樹脂製の取付部材が装着され、この取付部材の熱伝導率がシリコン樹脂の熱伝導率程度もしくはそれ以上の値に設定される一方、前記ステータがホルダの内部に収納され、ステータの外部に、ホルダの内部に接続される樹脂製の支持部材が装着され、この支持部材の熱伝導率がシリコン樹脂の熱伝導率程度もしくはそれ以上の値に設定されてなることを特徴とする超音波モータの支持構造。

前のページに戻る