特許
J-GLOBAL ID:200903090837281754

ダイナミックダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-333956
公開番号(公開出願番号):特開2001-153185
出願日: 1999年11月25日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡素で、重量の増大を来さず、振動低減効果の信頼性が高く、しかも高い次数の振動低減に有効なダイナミックダンパを提供する。【解決手段】 エンジンのクランク室内でクランク軸に取り付けられるハブ11に、収容室12が所定の位相間隔で形成される。収容室12の外周側の内面は、ハブ11の軸心O11を中心とする半径R12の円周C12を通り前記軸心O11と平行な線P12を曲率中心とする円筒状凹面12aとなっている。各収容室12内には転動マス15が収容され、この転動マス15は、ハブ11の回転時に遠心力によって収容室12内を外周側へ移動し、捩り振動の入力によって円筒状凹面12aを転がりながら振り子のように往復挙動することによって、特定次数の捩り振動をあらゆる回転数において有効に低減する。各収容室12には給油孔14が開設され、クランク室内の潤滑油の一部が入り込んで収容室12の内壁と転動マス15間が潤滑される。
請求項(抜粋):
エンジンのクランク室(4)内に位置して前記エンジンのクランク軸(3)に同心的に取り付けられる回転盤(11)に、少なくともこの回転盤(11)の内周側を向いた面が軸心(O11)と平行な線を曲率中心(P12)とする円筒状凹面(12a)をなす複数の収容室(12)が円周方向所定間隔で設けられ、前記各収容室(12)内に転動マス(15)がそれぞれ転動可能な状態に収容され、前記各収容室(12)に、給油孔(14)が開設されたことを特徴とするダイナミックダンパ。
IPC (5件):
F16F 15/31 ,  F01M 9/10 ,  F02B 61/06 ,  F02B 77/00 ,  F16F 15/14
FI (5件):
F16F 15/31 C ,  F01M 9/10 Z ,  F02B 61/06 H ,  F02B 77/00 K ,  F16F 15/14 B
Fターム (5件):
3G013AA07 ,  3G013BA01 ,  3G013BA04 ,  3G013BC06 ,  3G013BD41

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