特許
J-GLOBAL ID:200903090841904790

ディジタル復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-238440
公開番号(公開出願番号):特開平9-083594
出願日: 1995年09月18日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 ディジタル復調器の動作を高速化する。【解決手段】 自動周波数制御回路(AFC)20における周波数偏差Δωの推定を、受信フィルタ14から出力されるオーバーサンプリング周期の検波サンプル信号に基づいて行う。これにより、AFC20は、ビットタイミング再生回路(BTR)16の動作の安定化を待たずに周波数偏差の推定処理を行うことができる。そして、AFC20は、推定した周波数偏差と、BTR16からの判定タイミング情報とを用いて、各判定タイミングに対する周波数偏差補正信号を生成する。乗算器22では、この周波数偏差補正信号により入力信号の周波数偏差成分を除去する。
請求項(抜粋):
ディジタル変調された受信信号を同期検波するディジタル復調器であって、受信信号を所定の参照信号を用いて準同期検波し、受信信号のデータ値を判定する判定タイミングの周期よりも小さいサンプリングタイミングごとに検波サンプル信号を出力するディジタル準同期検波手段と、前記ディジタル準同期検波手段から出力された検波サンプル信号に基づき、前記判定タイミングを再生する判定タイミング再生手段と、前記判定タイミング再生手段からの出力情報を用い、前記ディジタル準同期検波手段からの検波サンプル信号に対して補間演算を行うことにより、各判定タイミングにおける検波信号を求める補間手段と、前記ディジタル準同期検波手段から出力された検波サンプル信号に基づき前記受信信号の搬送波と前記参照信号との周波数偏差を推定し、推定された周波数偏差を用いて前記各判定タイミングにおける周波数偏差補正信号を算出する周波数偏差推定手段と、前記周波数偏差補正信号に基づき前記補間手段から出力された検波信号を補正し、周波数偏差が補正された判定タイミング検波信号を出力する周波数偏差補正手段と、前記周波数偏差補正手段の出力に基づき前記判定タイミング検波信号の初期位相成分を推定し、推定された初期位相成分を用いて前記判定タイミングに対する位相補正信号を算出する位相推定手段と、前記位相補正信号を用いて前記周波数偏差補正手段の出力を補正し、同期検波された復調信号を出力する位相補正手段と、を有することを特徴とするディジタル復調器。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 27/14
FI (2件):
H04L 27/22 F ,  H04L 27/14 Z
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特開平4-160843
  • 直交検波器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-054513   出願人:富士通株式会社
  • 特開平4-068841
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審査官引用 (3件)
  • 特開平4-160843
  • 直交検波器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-054513   出願人:富士通株式会社
  • 特開平4-068841

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