特許
J-GLOBAL ID:200903090845850571
サンプリング位相調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-143244
公開番号(公開出願番号):特開平11-338406
出願日: 1998年05月25日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 コンピュータ機器から供給される高解像度映像信号にオーバーシュートやアンダーシュートの歪みが生じても最適サンプリングクロックの位相で前記映像信号をサンプリングし、固定解像度ディスプレィに映像表示可能とするサンプリング装置を提供する。【解決手段】 入力された映像信号を異なる位相のクロック信号で順次サンプリングして画素データを生成し、前後の画素毎の差分絶対値を累積加算し、第1のレジスタ群に格納する。レジスタ群の各レジスタに格納された累積加算データは、その前後のレジスタからの累積加算データと共に加算され、第2のレジスタ群に格納し、この第2のレジスタ群の各レジスタに格納したデータの内最大値を選択する。その選択結果によって前記サンプリングクロックの位相を最適になるように制御する。
請求項(抜粋):
入力された映像信号を所定のクロック信号でサンプリングして複数の画素データを生成するサンプリング手段と、前記サンプリング手段からの画素データを処理して前後する画素データの差分を抽出し、その差分絶対値を所定期間累積加算して出力する検出手段と、前記サンプリング手段に供給するクロック信号を生成すると共に、該クロック信号の位相を所定量づつ順次可変する位相可変手段を含むサンプリングクロック生成手段と、前記位相可変手段によって前記クロック信号の位相を順次変位させたときの前記検出手段による累積加算データを、各位相変位毎にそれぞれ格納する複数のレジスタからなる第1のレジスタ手段と、前記第1のレジスタ手段の各レジスタに格納されたデータを読み出し、各レジスタに格納されたデータ及びその前後のレジスタに格納されたデータを加算し、演算データとして順次出力する演算手段と、前記演算手段からの演算データをそれぞれ格納する複数のレジスタからなる第2のレジスタ手段と、前記第2のレジスタ手段の各レジスタに格納された演算データの内、最大値を選択する最大値選択手段と、前記最大値選択手段による選択結果に応答して前記位相可変手段を制御し、前記サンプリングクロック生成手段から出力されるクロック信号を、前記最大値に対応した位相状態で出力するように設定する制御手段と、を具備したことを特徴とするサンプリング位相調整装置。
IPC (3件):
G09G 3/20 623
, G02F 1/133 505
, G09G 3/36
FI (3件):
G09G 3/20 623 M
, G02F 1/133 505
, G09G 3/36
前のページに戻る