特許

J-GLOBAL ID：200903090853292774

胚性幹細胞の機能性細胞への分化誘導方法

発明者： 井上 一知 ,  キム・ドゥフン ,  グ・ヤンジュン ,  石井 通予
出願人/特許権者： 井上 一知 ,  有限会社大クマコンタクトレンズ研究所
代理人 (5件)： 田中 光雄 ,  松谷 道子 ,  元山 忠行 ,  冨田 憲史 ,  志賀 美苗
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-562273
公開番号（公開出願番号）：特表2005-514944
出願日： 2003年01月27日
公開日（公表日）： 2005年05月26日
要約：

本発明は、以下の工程を含む胚性幹細胞の機能性細胞への四段階の分化誘導方法を提供する:1)ES細胞の増殖;2)白血病抑制因子および塩基性FGFの存在下での胚様体誘導;3)EBの選択・増殖;および4)分化。本発明によると、ES細胞はインスリン分泌性膵島様細胞群または神経様細胞へと分化しうる。このようにして得られる機能性細胞は多くの患者のための細胞移植治療におけるドナー細胞の有力な供給源となりうる。

請求項（抜粋）：

以下の工程; 1)哺乳類の胚性幹細胞をフィーダー細胞とともに、白血病抑制因子を含有する培地を用いて培養する; 2)得られた細胞をフィーダー細胞の非存在下、白血病抑制因子および塩基性FGFを含有する培地を用いて浮遊条件で培養し、胚様体を得る; 3)得られた胚様体を選択・増殖培地で培養する;および、 4)得られた細胞集団を分化培地を用いて培養して機能性細胞を得る、 を含む哺乳類の胚性幹細胞の機能性細胞への分化誘導方法。

IPC (5件)：

C12N5/06 ,  A61K35/30 ,  A61K35/39 ,  A61P3/10 ,  A61P25/00

FI (6件)：

C12N5/00 E ,  A61K35/30 ,  A61K35/39 ,  A61P3/10 ,  A61P25/00 ,  C12N15/00 A

Fターム (25件)：

4B024AA11 ,  4B024CA04 ,  4B024CA09 ,  4B024HA12 ,  4B065AA93X ,  4B065BB12 ,  4B065BB13 ,  4B065BB18 ,  4B065BB19 ,  4B065BB32 ,  4B065BB34 ,  4B065CA44 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087AA10 ,  4C087BB45 ,  4C087BB51 ,  4C087CA04 ,  4C087MA67 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA01 ,  4C087ZA15 ,  4C087ZA16 ,  4C087ZC35 ,  4C087ZC54