特許
J-GLOBAL ID:200903090858475630

ボタン錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長野 光宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-197856
公開番号(公開出願番号):特開平7-026807
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 安価な機械式のボタン錠を提供する。【構成】 錠ボデー1にはこれを貫く作動プレート11を進退自在に配設し、該作動プレートにはそれぞれ長孔とこれに連なる大孔とよりなる多数のピン孔を形成する。錠ボデーには適宜の数の通常ピン25と暗証ピン27とを適宜の配列によりそれぞれ作動プレートのピン孔を貫通した状態でピンの軸方向に移動自在に支持させる。通常ピンと暗証ピンはそれぞれ細部の両側に太部を備え、暗証ピンにおける細部の位置は通常ピンにおける細部の位置と異なる。施錠後、暗証ピンのみを押したときに解錠する。通常ピンを1本でも押したときには解錠できない。
請求項(抜粋):
錠ボデーにはこれを貫く作動プレートを進退自在に配設し、該作動プレートはその一端を被施錠体に挿入したときに被施錠体を緊締するようになし、該作動プレートにはそれぞれ長孔とこれに連なる大孔とよりなる多数のピン孔及び長孔とこれに連なる大孔とよりなるシャフト孔を穿設し、錠ボデーには適宜の数の通常ピンと暗証ピンとを適宜の配列によりそれぞれ作動プレートのピン孔を貫通した状態でピンの軸方向に移動自在に支持させると共にシャフトを作動プレートのシャフト孔を貫通した状態でシャフトの軸方向に移動自在に支持させ、通常ピンと暗証ピンはそれぞれ細部の両側に太部を備え、暗証ピンにおける細部の位置は通常ピンにおける細部の位置と異なり、通常ピンと暗証ピンの頭部にはそれぞれ各ピンを押すための押しボタンを各ピンに接離する方向に移動自在に配設し、各押しボタンと錠ボデーとの間には該押しボタンを元の位置に戻すための戻しばねを設け、シャフトは細部の両側に太部を備え、該シャフトと錠ボデーとの間には該シャフトを錠ボデーから突出させる方向に付勢するばねを設け、前記作動プレートと錠ボデーとの間には一端が被施錠体に挿入された作動プレートを元の位置に戻すための戻しばねを設け、更に突出したシャフトをばねの力に抗して錠ボデー方向に押したときに通常ピンについては細部を作動プレートにおけるピン孔の大孔内に位置させ暗証ピンについては太部を作動プレートにおけるピン孔の大孔内に位置させるように各ピンを一斉にリセットするリセット手段を備えさせ、リセット後は押しボタンにより暗証ピンを押したときに該暗証ピンの細部が作動プレートにおけるピン孔の大孔内に位置し押しボタンにより通常ピンを押したときに該通常ピンの太部が作動プレートにおけるピン孔の大孔内に位置するようにしたことを特徴とするボタン錠。

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