特許
J-GLOBAL ID:200903090862858101

差圧測定装置の温度特性調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-248116
公開番号(公開出願番号):特開2001-074578
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】生産性の優れたリモートシール形の差圧測定装置の温度特性調整方法を提供する。【解決手段】差圧測定装置本体の零点出力の静圧特性を測定(工程1)した後、前記本体に隔膜ユニットを取り付けてリモートシール形差圧測定装置を組み立て(工程2)、その零点出力の静圧特性を測定(工程3)し、後者の測定値から前者の測定値を差し引いて隔膜ユニットのみの零点出力の静圧特性値を算出(工程4)し、その値に隔膜ユニットの内部封入液の熱膨張係数値を乗じ、且つ同内部封入液の体積圧縮率で除した結果にマイナス符号を付して、零点出力の温度特性の温度係数値を算出(工程5)し、この温度係数値を用いて、隔膜ユニットの零点出力の温度特性値を算出して前記本体の零点出力の温度特性値に加算し、リモートシール形差圧測定装置の零点出力の温度特性値とする(工程6)。
請求項(抜粋):
温度特性調整済みの差圧測定装置本体に隔膜ユニットが取り付けられたリモートシール形の差圧測定装置の温度特性調整方法であって、差圧測定装置本体に隔膜ユニットが取り付けられる前に、差圧測定装置本体の高圧側受圧部及び低圧側受圧部に同一の静圧を印加して、その時の零点出力の変化である零点出力の静圧特性を測定して記録する工程と、差圧測定装置本体に隔膜ユニットを取り付け、圧力伝達用液体を封入して、リモートシール形の差圧測定装置を組み立てる工程と、組み立てられたリモートシール形の差圧測定装置の高圧側受圧部及び低圧側受圧部に同一の静圧を印加して、零点出力の静圧特性を測定して記録する工程と、前工程で測定記録されたリモートシール形の差圧測定装置の零点出力の静圧特性値から、前前工程で測定記録された差圧測定装置本体の零点出力の静圧特性値を差し引いて、隔膜ユニットのみの零点出力の静圧特性値を算出する工程と、隔膜ユニットのみの零点出力の静圧特性値に、隔膜ユニットに封入された圧力伝達用液体の熱膨張係数を乗じ、且つ同液体の体積圧縮率で除した結果に、マイナス符号を付して、隔膜ユニットの零点出力の温度変化(以下では零点出力の温度特性という)の温度係数値を算出する工程と、前記温度係数値から算出される隔膜ユニットの零点出力の温度特性値を、差圧測定装置本体に記録されている零点出力の温度特性値に加算して、リモートシール形の差圧測定装置の零点出力の温度特性値とする工程とを備えていることを特徴とする差圧測定装置の温度特性調整方法。
IPC (2件):
G01L 13/00 ,  G01L 19/04
FI (2件):
G01L 13/00 B ,  G01L 19/04
Fターム (9件):
2F055AA40 ,  2F055BB05 ,  2F055CC02 ,  2F055DD20 ,  2F055EE40 ,  2F055FF02 ,  2F055FF13 ,  2F055HH01 ,  2F055HH07

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