特許
J-GLOBAL ID:200903090866500970

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-076335
公開番号(公開出願番号):特開平8-270469
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 バルブタイミング変更中における各可変バルブタイミング機構間の変位角度差を減少させ、バルブタイミング変更中における複数気筒群間における出力特性のばらつきの抑制を図ること。【構成】 ECU70は、各VVT50L、50Rにおける各実変位角度VTB1 、VTB2 と目標変位角度VTTとの偏差K1 、K2 に基づいて、デューティ比A1 、A2 を算出し、また、各偏差K1 、K2 の差に基づいて各デューティ比A1 、A2 に対する補正値α1 、α2 を算出する。そして、補正値α1 、α2を加えたデューティ比A1 、A2 が各VVT50L、50Rを駆動制御する各OCV80L、80Rに対して出力され、各VVT50L、50Rにおける各吸気側カムシャフト23L、23Rの変位速度が変更される。この結果、各気筒群LS、RS間における出力トルク格差が抑制される。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトに同期してそれぞれ所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、吸気バルブ又は排気バルブのうち少なくとも一方のバルブタイミングを変更させる可変バルブタイミング機構とを有する複数の気筒群と、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、その運転状態検出手段によって検出された内燃機関の運転状態に応じて、前記各可変バルブタイミング機構により変更されるバルブタイミングの目標値を算出するための目標バルブタイミング算出手段と、前記各可変バルブタイミング機構により変更される実バルブタイミングをそれぞれ検出するための複数の実バルブタイミング検出手段と、前記複数の実バルブタイミング検出手段により検出された各実バルブタイミングが前記目標バルブタイミング算出手段により算出された目標バルブタイミングに収束するように前記各可変バルブタイミング機構を制御するための複数のバルブタイミング制御手段と、バルブタイミング変更中に前記複数の実バルブタイミング検出手段により検出された各実バルブタイミング間の差を算出するための実バルブタイミング差算出手段と、その実バルブタイミング差算出手段により検出された各実バルブタイミング間の差を減少すべく、前記各可変バルブタイミング機構のうち少なくともいずれか1つの可変バルブタイミング機構におけるバルブタイミング変更速度を補正するためのバルブタイミング変更速度補正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/02 ,  F01L 1/34 ,  F02B 75/22 ,  F02D 45/00 322
FI (6件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/02 C ,  F01L 1/34 C ,  F01L 1/34 Z ,  F02B 75/22 D ,  F02D 45/00 322 C

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