特許
J-GLOBAL ID:200903090870060496

ベル型バツチ焼鈍炉における鋼板コイルの焼鈍方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-244501
公開番号(公開出願番号):特開平5-059456
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 ベル型バッチ焼鈍炉による高炭素鋼板またはステンレス鋼板コイルの焼鈍において、雰囲気ガス中の水分に起因するコイルエッジ部の脱炭、粒界酸化反応を防止してテンパーカラーの発生を抑制する。【構成】 ベル型バッチ焼鈍炉の焼鈍用バーナーに点火前または予め鋼板コイルを100〜400°Cに加熱してストリップに付着した水分を蒸発させたのち、インナーカバー内を10トール以下まで真空引きてインナーカバー内の水分を外部に排除し、しかるのち焼鈍雰囲気ガスを投入して常圧となし、昇温して焼鈍する。【効果】 焼鈍雰囲気ガス中の水分に起因するコイルエッジ部の脱炭、粒界酸化反応を防止してテンパーカラーの発生を大幅に抑制でき、歩留向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
ベル型バッチ焼鈍炉を用いて鋼板コイルを焼鈍する方法において、焼鈍用バーナー点火前にインナーカバー内の空気を10トール以下まで真空引きし、しかるのち焼鈍雰囲気ガスを投入して常圧に戻し、バーナーに点火して焼鈍することを特徴とするベル型バッチ焼鈍炉における鋼板コイルの焼鈍方法。
IPC (2件):
C21D 9/663 ,  C21D 1/773

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