特許
J-GLOBAL ID:200903090870634280
超音波洗浄装置用発振器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-276780
公開番号(公開出願番号):特開2004-113846
出願日: 2002年09月24日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】発振器からの発振周波数が機械共振周波数と大きく異なる場合は、超音波振動子が効率よく機械振動しないことがあり、発振器側から見て負荷の力率が悪いことにより、無効電力が増加し、発振器の負担が大きくなり、発振器の内部パワーデバイスが破壊されてしまうという問題がある。【解決手段】振動成分検出差動回路で超音波振動子に流れる電流の内の振動成分に関係する電流及び電圧を検出して、移相同期ループ発振回路により超音波振動子の共振周波数の変化を検出して発振周波数を変更し、超音波振動子に流れる電流と電圧を検出して、位相同期ループ発振回路より電力計測回路で超音波振動子で消費される電力を計測し、予め決められたパワー設定回路からの値と比較し、電力の変化を検出し、位相同期ループ発振回路から出力される発振信号のパルス幅をパルス幅変更回路で変更し、パルス幅が変更された発振信号をスイッチング電力増幅器に入力し、超音波振動子に入力される電力を変更する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
洗浄槽に超音波振動子を装着し、該超音波振動子から前記洗浄槽に超音波を照射して、前記洗浄槽内の被洗浄物を洗浄することを特徴とする超音波洗浄装置において、前記超音波振動子に接続され、かつ前記超音波振動子に流れる電流の振動成分からなる電流を検出して電圧に変換して出力する振動成分検出差動回路と、該振動成分検出差動回路の入力側に接続された整合回路と、該整合回路の入力側に接続されたスイッチング回路と、該スイッチング回路の入力側に接続されたパワー可変パルス幅変更回路と、該パルス幅変更回路の入力側に接続された位相同期ループ発振回路と、該位相同期ループ発振回路の一方の入力側に接続された移相器と、前記超音波振動子の入力側に接続された電力計測回路と、該電力計測出力回路の出力を負端子に接続し、パワー設定回路の出力を正端子に接続した負帰還回路とからなり、該負帰還回路の出力は前記パルス幅可変回路のパルス幅を変更する入力に接続され、前記超音波振動子に印加される電圧及び電流は前記電力計測回路に入力され、前記振動成分検出差動回路の差動出力は前記移相器に入力されることを特徴とする超音波洗浄装置用発振器。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
3B201AA46
, 3B201BB02
, 3B201BB84
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