特許
J-GLOBAL ID:200903090877751869

歯車式変速機の同期装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-013653
公開番号(公開出願番号):特開平8-210380
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】同期容量や強度を低下させることなく同期状態から係合するまでのストロークを短く設定でき、同期不良等を防止できる歯車式変速機の同期装置を提案する。【構成】出力軸300に歯合するクラッチハブ1と、このクラッチハブ1に歯合し、シフトホークにより軸方向に摺動可能なスリーブ10と、内面を円錐状に形成されたアウタコーン30と、外面をアウタコーン30の内面と同じ角度に形成されたインナコーン2と、インナコーン2とアウタコーン30に挟まれて摩擦力によりクラッチハブ1から駆動力が伝達される中間コーン42とを備える同期装置であって、スリーブ1の外周面には、その側面から軸方向に延設された延設部12が突出され、その先端部に延設チャンファ13が設けられ、この延設チャンファ13とギヤチャンファ41との間の長さt2は、スリーブチャンファ11とギヤチャンファ41との間の長さt1に対し、短く設定されている。
請求項(抜粋):
駆動軸に固定された該クラッチハブに歯合するスリーブを所定方向に移動させ、該スリーブに設けられたチャンファをシンクロナイザリングを介して所望の被同期側のギヤチャンファに噛み合わせることにより変速を行う歯車式変速機の同期装置であって、前記スリーブに設けられ、前記シンクロナイザリングのチャンファに係合する第1のチャンファと、前記スリーブに設けられ、前記ギヤチャンファに係合する第2のチャンファとを独立に形成し、前記第1のチャンファとギヤチャンファとの間の長さに対して、前記第2のチャンファとギヤチャンファとの間の長さを短く設定したことを特徴とする歯車式変速機の同期装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特公昭46-032203
  • 特開平3-066923
  • 特開昭60-211130
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