特許
J-GLOBAL ID:200903090882569599

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-021041
公開番号(公開出願番号):特開平9-215327
出願日: 1996年02月07日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 電源変換効率や装置の小型/軽量化を損なうことなく力率を改善する。【解決手段】 電界効果トランジスタ4、5がオフ、オンの時、トランス6の1次側にトランジスタ5を通して共振電流Irが流れると共に整流ダイオード2からコンデンサ15、インダクタ16、ダイオード19を通してトランジスタ5に電流Ibrが流れる。これにより、共振電流Irに含まれる高周波成分が抑制されて、入力力率が改善される。電界効果トランジスタ4、5がオン、オフの時、共振電流Irが電界効果トランジスタ4、トランス6の一次側、ダイオード18を介して流れコンデンサ15を充電し、又インダクタ16からダイオード17を介してコンデンサ15へ充電電流が流れる。コンデンサ15、インダクタ16、ダイオード17、18、19から成る小型の力率改善回路は整流ラインに並列に入っているため、電源変換効率や装置の小型/軽量化を損なうことはない。
請求項(抜粋):
交流電流を整流する1次側整流回路と、この1次側整流回路から出力される整流電流をスイッチングする第1、第2のスイッチング素子の直列接続回路から成るスイッチング回路と、このスイッチング回路より出力されるスイッチング電流を1次側巻線に流し、2次側巻線に変圧された交流電流を発生するトランスと、このトランスの2次側巻線から出力される交流電流を整流する2次側整流平滑回路と、この2次側整流平滑回路の出力電圧が目標電圧になるように前記第1、第2のスイッチング素子のスイッチング動作を制御するフィードバック制御系とを有するスイッチング電源装置において、前記1次側整流回路の正極側に一端が接続されたコンデンサと、同1次側整流回路の正極出力側で且つ前記スイッチング回路の正極電圧印加側にカソードが接続された第1のダイオードと、前記コンデンサの他端にカソードが接続され、前記1次側整流回路の負極出力側で且つ前記スイッチング回路の負極電圧印加側にアノードが接続された第2のダイオードと、この第2のダイオードのカソードと前記コンデンサの接続点に一端が接続され、他端が前記第1のダイオードのアノードに接続されたインダクタと、このインダクタと前記第1のダイオードのアノードとの接続点にアノードが接続され、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子との接続点にカソードが接続された第3のダイオードとを具備したことを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (3件):
H02M 3/28 ,  H02M 7/06 ,  H02M 7/217
FI (3件):
H02M 3/28 H ,  H02M 7/06 G ,  H02M 7/217

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