特許
J-GLOBAL ID:200903090883742367

頭部を支えるボトムの連動変位機能を有するベッドにおける背上げ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三觜 晃司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-092913
公開番号(公開出願番号):特開平11-290393
出願日: 1998年04月06日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 補助具を使うことなく、頭部を起こし、楽に保持できるようにした、頭部を支えるボトムの連動変位機能を有するベッドにおける背上げ機構を提供する。【解決手段】 背上げ機構2における直動駆動機構を起動することにより、第1、第2リンク5、6を連動起立させて、背ボトムフレーム3を迫り上がるように起床させると共に、背ボトムフレーム3が所定角度まで起床するまで前記第2リンク6に連なる連動杆9を介して前記頭部側ボトム1aを連動変位させ、前記所定角度を超えて起床させることで、再び頭部側ボトム1aを背ボトムフレーム3に倒伏復帰させていき、頭部側ボトム1aと背側ボトム1bとが平坦な状態で背ボトムフレーム3を起床限界角度まで起床させるようにする。
請求項(抜粋):
背上げ機構を備えたベッドにおいて、背に対応するボトムを、背ボトムフレームに載置される、使用者頭部に対応する頭部側ボトムと、使用者背中に対応する背側ボトムとによって構成し、この背側ボトムを背ボトムフレームに固定する一方、頭部側ボトムを前記背側ボトムと回動可能に連結し、前記背ボトムフレームを、背ボトムフレームのメインフレーム中央側に位置する端部近傍において、第1のリンク、この第1リンクに比較して長尺な第2のリンクにより、メインフレームに回動自在に支持する一方、背ボトムフレームに突設した背上げ腕に起動手段を連結し、前記頭部側ボトムにおける背側ボトムとの連結軸寄りの端部側に頭部側ボトム起動腕を突設し、前記第2リンクの中間部に一端部を回動自在に連動杆を連結すると共に、この連動杆の中間部から他端部側に指向して長穴を形成して、この長穴に前記頭部側ボトム起動腕の先端部を摺動自在に連結し、前記起動手段を起動して、第1、第2リンクを連動傾斜させて背ボトムフレームを起床させると共に、背ボトムフレームが所定角度まで起床するまで前記第2リンクに連なる連動杆を介して前記頭部側ボトムを連動変位させ、前記所定角度を超えて起床限界角度まで起床させることで、再び頭部側ボトムを背ボトムフレームに倒伏復帰させるようにしたことを特徴とする頭部を支えるボトムの連動変位機能を有するベッドにおける背上げ機構。

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