特許
J-GLOBAL ID:200903090886840599

ブロック共重合体よりなる高分子型染料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-153234
公開番号(公開出願番号):特開2003-342494
出願日: 2002年05月28日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 従来の紫外線吸収剤や酸化防止剤等の光安定剤の課題であるブリードアウトや樹脂との相溶性の課題を解決し、長期間に渡って優れた耐光性を発揮する高分子型染料を提供する。【解決手段】 ヒドロキシスチレンと式(1)で表されるモノマーとのランダム共重合体部分(A)と、式(2)〜(4)から選ばれる少なくとも1種のモノマーとスチレンとのランダム共重合体部分(B)とからなるブロック共重合体を、分子内に少なくとも2個以上の水素結合可能な官能基を有する化合物と水素結合させることにより高分子型染料を得る。(R11は水素原子等、R12はオキシアルキレン基等,m1は0〜1,R13はアルキル基等、X1はエステル結合等を示す。)(R21,R22は水素原子等,R23はアルキレン基,R24はアルキレン基等,m21,m22は0〜1,R25はアルキル基等,X2はエステル結合等を示す。)
請求項(抜粋):
ヒドロキシスチレンと下記式(1)で表されるモノマーとのランダム共重合体部分(A)と、下記式(2)、(3)あるいは(4)から選ばれる少なくとも1種のモノマーとスチレンとのランダム共重合体部分(B)とからなるブロック共重合体であって、該ブロック共重合体を、分子内に少なくとも2個以上の水素結合可能な官能基を有する化合物と水素結合させてなることを特徴とする高分子型染料。【化1】【化2】【化3】(式(3)中、R11は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、又は炭素数1〜6のアルコキシル基を示す。R12は炭素数1〜10のアルキレン基、又は炭素数1〜10のオキシアルキレン基を示し、m1は0又は1を示す。R13は水素原子、又は低級アルキル基を示す。X1はエステル結合、アミド結合、エーテル結合、又はウレタン結合を示す。)【化4】(式(4)中、R21は水素原子、ハロゲン原子、又はメチル基を示す。R22は水素原子、又は炭素数1〜6の炭化水素基を示す。R23は炭素数1〜10のアルキレン基、又は炭素数1〜10のオキシアルキレン基を示し、m21は0又は1を示す。R24は炭素数1〜8のアルキレン基、アミノ基を有する炭素数1〜8のアルキレン基、又はヒドロキシル基を有する炭素数1〜8のアルキレン基を示し、m22は0又は1を示す。R25は水素原子、又は低級アルキル基を示す。X2はエステル結合、アミド結合、エーテル結合、又はウレタン結合を示す。)
IPC (8件):
C09B 69/10 ,  C08F297/00 ,  C08K 5/17 ,  C08L 53/00 ,  C09B 29/12 ,  C09B 67/00 ,  C09D 7/12 ,  C09D153/00
FI (8件):
C09B 69/10 A ,  C08F297/00 ,  C08K 5/17 ,  C08L 53/00 ,  C09B 29/12 ,  C09B 67/00 L ,  C09D 7/12 ,  C09D153/00
Fターム (19件):
4J002BP031 ,  4J002EN036 ,  4J002FD206 ,  4J002GH01 ,  4J026HA08 ,  4J026HA20 ,  4J026HA23 ,  4J026HA35 ,  4J026HA38 ,  4J026HB06 ,  4J026HB08 ,  4J026HB23 ,  4J026HB35 ,  4J026HB38 ,  4J026HB45 ,  4J026HB47 ,  4J026HE01 ,  4J038CC092 ,  4J038KA08

前のページに戻る