特許
J-GLOBAL ID:200903090899125023

血管新生阻害剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-001628
公開番号(公開出願番号):特開平11-255648
出願日: 1999年01月07日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】環状ジスルフィド誘導体について新たな薬理作用を見いだす。【解決手段】一般式[I]【化1】[R1 、R2 およびR3 はHまたはアルキル、mは0または1、nは1または2]の環状ジスルフィド誘導体の血管新生に対する影響を検討したところ、鶏漿尿膜の血管新生対し強い血管新生阻害作用を有すること、ラットN-エチルカルバミドアデニン誘発網膜血管透過性亢進モデルに対し強い血管透過性抑制作用を有すること、また、ヒトGlioblastoma細胞からの血管内皮増殖因子の遊離に対し強い抑制作用を有することを見出した。よって、この環状ジスルフィド誘導体は、血管新生、血管透過性または血管内皮増殖因子が関与する疾患、特に、糖尿病性網膜症、黄斑変性症、網膜静脈閉塞症、網膜動脈閉塞症等の網膜疾患、血管新生緑内障および血管腫等の腫瘍の治療剤として有用であることが期待される。
請求項(抜粋):
下記一般式[I] で表わされる化合物またはその塩類を有効成分とする血管新生阻害剤。【化1】[式中、R1 、R2 およびR3 は同一かまたは異なって水素原子または低級アルキル基を示す。mは0または1を示す。nは1または2を示す。]
IPC (7件):
A61K 31/395 ,  A61K 31/00 627 ,  A61K 31/00 643 ,  A61K 31/55 605 ,  C07D285/00 ,  C07D285/36 ,  C07D285/38
FI (7件):
A61K 31/395 ,  A61K 31/00 627 A ,  A61K 31/00 643 D ,  A61K 31/55 605 ,  C07D285/00 ,  C07D285/36 ,  C07D285/38

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