特許
J-GLOBAL ID:200903090902266270

高い疲労強度特性を有する高周波焼入れされた微量合金鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-504384
公開番号(公開出願番号):特表2000-514868
出願日: 1997年07月01日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】需要のある使用環境で使用可能な高周波焼入れされた微量合金鋼の疲労強度特性を改善する。微量合金鋼は、低い炭素及び硫黄の含有率を有していて、0.15〜0.45重量%のC、0.50〜1.60重量%のMn、最大0.20重量%のV、0.001〜0.01重量%のS、及び、残りのFeから構成されている。この材料は、例えば、エンジンのクランクシャフトの如き選択された形態に加工される。加工された製品の選択された表面を高周波焼入れによって焼入れする。本製品は、高周波焼入れの後に直接使用することができ、あるいは、約100°C(200°F)から290°C(550°F)の低温乃至中程度の温度で焼きもどし処理を行い、所望の表面硬度及び残留圧縮応力の値を得ることができる。調節された合金の化学組成並びに低い焼きもどし温度が、通常の高炭素鋼に比較して、曲げ疲労強度を十分に高くする。
請求項(抜粋):
耐曲げ疲労性の鋼製品を製造する方法であって、 (a) 0.15〜0.45重量%のC、0.50〜1.60重量%のMn、0.0〜0.20重量%のV、0.001〜0.10重量%のS、及び、残りの実質的なFeから実質的に構成される組成を有する鋼を準備する工程と、 (b) 前記鋼製品の選択された表面を高周波焼入れする工程とを備えること、を特徴とする方法。
IPC (5件):
C21D 9/30 ,  C21D 1/10 ,  C21D 1/18 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/60
FI (5件):
C21D 9/30 A ,  C21D 1/10 H ,  C21D 1/18 P ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/60
引用特許:
審査官引用 (1件)

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