特許
J-GLOBAL ID:200903090902739852

有機溶剤の回収方法及びリサイクル方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-018682
公開番号(公開出願番号):特開2004-230213
出願日: 2003年01月28日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】着色樹脂粒子を破壊せずその内部にある有機溶剤をより充分に回収する方法及び環境負荷がより小さいリサイクル方法を提供する。【解決手段】膨潤した着色樹脂粒子の水分散液と、水とを向流接触させ、粒子中の有機溶剤を浸出させ分離する工程A、次いで水不溶性で前記有機溶剤と相溶しそれとの沸点差が大きな有機溶剤とを向流接触させて、前記各有機溶剤の混合物と水を液液分離する工程B、蒸留により前記各有機溶剤を個別回収する工程Cとをこの順で含む、着色樹脂粒子分散液からの有機溶剤の回収方法、及び、前記工程Aの前工程としての膨潤した着色樹脂粒子の水分散液を製造する工程Xと、前記回収方法とを含む有機溶剤のリサイクル方法であって、前記工程Cで得られた有機溶剤を前記工程Xで使用すると共に、他方の有機溶剤を工程Bの向流接触に用いる様にした有機溶剤のリサイクル方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
自己水分散性樹脂と顔料とを含む着色樹脂粒子(A)の20°Cにおける水への溶解度5〜30%の 有機溶剤(B)で膨潤した着色樹脂粒子の水分散液と、水(C)とを向流接触させ、粒子中の 有機溶剤(B)を浸出させると共に前記分散液を前記 有機溶剤(B)と水(C)との混合物と膨潤していない着色樹脂粒子(A)とに分離させる工程A、次いで前記混合物と水不溶性で前記 有機溶剤(B)と相溶しそれとの沸点差が40°C以上のその他の 有機溶剤(D)とを向流接触させて、前記 有機溶剤(B)と(D)との混合物と水(C)を液液分離する工程B、蒸留により前記 有機溶剤(B)と(D)との混合物から 有機溶剤(B)と(D)を個別回収する工程Cとをこの順で含む、膨潤した着色樹脂粒子の水分散液からの 有機溶剤の回収方法。
IPC (2件):
B01D11/04 ,  B01D3/00
FI (2件):
B01D11/04 C ,  B01D3/00 B
Fターム (18件):
4D056AB17 ,  4D056AC01 ,  4D056AC22 ,  4D056AC30 ,  4D056BA05 ,  4D056CA15 ,  4D056CA17 ,  4D056CA20 ,  4D056CA27 ,  4D056CA31 ,  4D056DA10 ,  4D076AA12 ,  4D076BB03 ,  4D076EA02Z ,  4D076EA11Z ,  4D076HA03 ,  4D076HA20 ,  4D076JA03

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