特許
J-GLOBAL ID:200903090914788468
車両のセンタピラー下方部の車体構造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 卓夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-230465
公開番号(公開出願番号):特開平8-072742
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 下方部の所定位置に強度的不連続部1aを設定し側面衝突時この強度的不連続部1aから折れ曲がるようにしたセンタピラー1をもつ車両において、側面衝突時の衝突エネルギー吸収を効果的に行なうようにする。【構成】 フロア5上に固着されるダブラー4の幅を大きくし高さを低くして、センタピラー1下端部の幅dより大なる幅Dをもった扁平な車幅方向閉断面を形成し、ダブラー4の側端部に、ピラーインナ11の下端部分にそれを包み込むように接合固着されるピラー抱着部43と、サイドシル2のセンタピラー固着部の前後所定範囲のサイドシルインナ21にそれを包み込むように接合固着されるサイドシル抱着部44とを一体に形成し、左右のダブラー4を閉断面のトンネルリンホース6にて連結し、側面衝突時センタピラー下端部及びその周辺のサイドシルで荷重をしっかりと受け止め、該荷重を広く伝達,分散するようにした。
請求項(抜粋):
上下端部をルーフサイドレールとサイドシルとに結合され下方部の所定位置に強度的不連続部を構成した車両のセンタピラーの下端部に、フロア上に固着されて車幅方向閉断面を形成するダブラーの側端部を結合した車両の車体構造において、該ダブラーの車体前後方向幅をセンタピラー下端部のサイドシルへの結合部の車体前後方向幅より大とし、高さが低く幅の広い扁平な車幅方向閉断面を形成すると共に、該ダブラーの側端部に、センタピラーのピラーインナ下端部分を包み込むように接合されるピラー抱着部と、サイドシルのセンタピラー固着部の前後の所定範囲のインナ側の面を包み込むよう接合されるサイドシル抱着部とをなだらかに立上り形成し、該ピラー抱着部をピラーインナに,サイドシル抱着部をサイドシルのインナ側の面にそれぞれ固着したことを特徴とする車両のセンタピラー下方部の車体構造。
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