特許
J-GLOBAL ID:200903090915581530

片側ピストン式可変容量圧縮機における油回収構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-300175
公開番号(公開出願番号):特開平6-147114
出願日: 1992年11月10日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】片側ピストン式可変容量圧縮機において油回収を効率良く行なう。【構成】回転軸6に傾動可能に支持された斜板11の回転が片頭ピストン19の往復運動に変換される。片頭ピストン19を収容するシリンダブロック1の上部には吐出フランジ39が設けられている。吐出フランジ39内には油分離孔39aが凹設されている。油分離孔39と吐出室3bとは吐出通路40を介して連通しており、吐出通路40から吐出する冷媒ガスが油分離孔30の円周壁面39cに吹き付けられる。油分離孔39の底部には油貯留室39bがある。クランク室2aの底部には斜板傾角制御用の制御弁22が設置されている。油貯留室39bは油回収通路41を介して制御弁22の吐出冷媒導入ポートに接続している。
請求項(抜粋):
クランク室、吸入室、吐出室及びこれら各室を接続するシリンダボアを区画形成すると共に、回転軸の周りに複数のシリンダボアを配列し、シリンダボア内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウジング内の回転軸上にスライド可能かつ傾動可能に斜板を支持すると共に、回転軸上の回転支持体に斜板を傾動可能に連係し、吐出圧領域の冷媒ガスをクランク室に導入してクランク室内の圧力を制御する制御弁を備え、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介した差により斜板の傾角を制御する片側ピストン式可変容量圧縮機において、前記吐出室から出て外部冷媒回路に接続する吐出通路の途中に遠心分離作用をもたらす旋回用壁面を設ける共に、吐出室から吐出通路へ流出した冷媒ガスを旋回用壁面に吹き付け、旋回用壁面の下方に油貯留室を設けると共に、油貯留室と前記制御弁内の吐出圧領域とを油回収通路で接続した片側ピストン式可変容量圧縮機における油回収構造。
IPC (3件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/04 ,  F04B 39/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-308986
  • 特開昭61-237891

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