特許
J-GLOBAL ID:200903090917320360

沈殿装置におけるレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-101423
公開番号(公開出願番号):特開2002-292208
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 凝集沈殿装置等の沈殿装置における汚泥共廻りを防止できるレーキを提供する。【解決手段】 凝集沈殿装置10に用いられるレーキ32において、回転シャフト26から外方に延び、互いに周方向に等間隔に配置された3本以上の旋回シャフト44と、旋回シャフトのそれぞれに所定の間隔で取り付けられ、回転シャフトが回転駆動されると沈殿槽の底部の汚泥を沈殿槽の中央部に掻き寄せる複数枚の掻寄せ用ブレード50とを備え、各旋回シャフトにおける掻寄せ用ブレード間の間隔を十分に開け、一の旋回シャフトの掻寄せ用ブレードの軌跡と異なる軌跡で他の旋回シャフトの掻寄せ用ブレードが旋回するようにした。この構成では各旋回シャフトにおける掻寄せ用ブレード間の間隔が広く、汚泥のブレード間での押し固めが回避される。
請求項(抜粋):
沈殿槽内で被処理液中の懸濁物質等を沈降分離させて被処理液を清澄化する沈殿装置において用いられる、前記沈殿槽の底部に堆積した汚泥を前記沈殿槽の中央部に掻き寄せて濃縮するためのレーキであって、前記沈殿槽内に垂直に配置された回転シャフトと、前記回転シャフトを回転駆動する駆動手段と、前記回転シャフトから外方に延び、互いに周方向に等間隔に配置された少なくとも3本の旋回シャフトと、前記旋回シャフトのそれぞれに所定の間隔で取り付けられ、前記回転シャフトが回転駆動された場合に前記沈殿槽の底部の汚泥を前記沈殿槽の中央部に掻き寄せる複数枚の掻寄せ用ブレードと、を備え、前記旋回シャフトの各々における一の掻寄せ用ブレードの内側端部の回転半径が、前記一の掻寄せ用ブレードの内側に隣接配置された他の掻寄せ用ブレードの外側端部の回転半径よりも大きく、且つ、一の旋回シャフトにおける隣合う前記掻寄せ用ブレードの軌跡間の間隙上を、前記一の旋回シャフトに隣接する他の旋回シャフトにおける前記掻寄せ用ブレードがそれぞれ通過するよう、前記掻寄せ用ブレードが配置されていることを特徴とする沈殿装置におけるレーキ。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭48-102355
  • 凝集沈殿装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-152629   出願人:住友重機械工業株式会社
  • 特開平1-262906

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