特許
J-GLOBAL ID:200903090921807109

グラフト共重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-258542
公開番号(公開出願番号):特開平6-107743
出願日: 1992年09月28日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 ABS樹脂に一層の耐薬品性およびガス遮断性を付与すること。【構成】 共役ジエンゴムラテックス中でアクリレート主体単量体を乳化重合させる工程1ならびに工程1で得られるラテックス中でシアン化ビニル/芳香族ビニル混合物(前者が多い)を乳化重合させること(工程2)からなるグラフト共重合体の製造法。【効果】 高耐衝撃性を維持し、耐薬品性およびガス遮断性がすぐれ、物性バランスもよいグラフト共重合体が得られる。
請求項(抜粋):
下記の工程1および工程2を実施することを特徴とする、グラフト共重合体の製造法。工程1: 共役ジエン単量体50重量%以上とこれと共重合可能なエチレン性不飽和単量体50重量%以下との混合物を乳化重合させて得られる共役ジエン系ゴムラテックス(A)を固形分換算として20〜95重量部の存在下に、炭素数が2〜12個である一価アルコールとアクリル酸とのエステル化合物70〜99.2重量%、該アクリル酸エステルと共重合可能なビニル単量体0〜27重量%、及び多官能性ビニル単量体0.08〜3重量%の単量体混合物(B)5〜80重量部(たゞし、AとBの合計を100重量部とする)を乳化重合させる工程、工程2: 工程1終了後、生成ラテックスを固形分換算として10〜70重量部の存在下に、シアン化ビニル単量体50〜85重量%及び芳香族ビニル単量体15〜50重量%よりなる単量体混合物30〜90重量部(たゞし、ラテックス固形分と単量体の合計を100重量部とする)を乳化重合させる工程。
IPC (2件):
C08F285/00 MQX ,  C08F279/02 MQP

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