特許
J-GLOBAL ID:200903090922114433

培養装置及び評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-157317
公開番号(公開出願番号):特開平7-008262
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】無菌的に物質を生産する培養装置に関して、高圧蒸気滅菌に抵抗性を有する耐熱性有胞子細菌を用い、滅菌条件の確立と滅菌効果の定量的な評価を行なうことができる培養装置および無菌性バリデーション手法を提供する。【構成】指標菌充填用ノズル4から耐熱性胞子細菌及び本細菌の増殖に最適な培養液を培養槽1内に充填した後、高圧蒸気滅菌工程を開始し、その終了まで経時的に培養槽内液をサンプリングノズル6より採取する。滅菌工程終了後、本細菌の増殖に最適な温度で一定時間培養を行なった後、サンプリングノズル6より培養槽1内液を採取する。以上の操作を、複数の異なる滅菌工程時間の間隔で、複数回数行なう。【効果】低いレベルでの滅菌終了後の生存率を測定することができると共に、製品の品質維持のために求められる無菌レベルを達成するのに必要な滅菌時間を定量的に求めることができる。
請求項(抜粋):
無菌的に生物を培養する培養装置の高圧蒸気滅菌効果の評価方法において、既知数の指標菌の入った液体を培養装置に張り込むステップと、所定の高圧蒸気滅菌処理を所定の時間行なう滅菌処理ステップと、該高圧蒸気滅菌工程中の培養槽内液の経時的なサンプリングによる生存菌数の測定を行なう第一検知ステップと、該滅菌処理終了後、培養槽内で上記指標菌をその培養に適した条件で培養持続する培養ステップと、該培養ステップにより所定時間培養後の生存菌の残存の有無を検知する第二検知ステップと、上記第一、第二検知ステップによる検出結果を比較する比較し、上記生産設備の高圧蒸気滅菌効果の評価を行なうステップからなる高圧蒸気滅菌効果の評価方法。
IPC (2件):
C12M 1/00 ,  C12M 1/12

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