特許
J-GLOBAL ID:200903090923592541

通信機器用筐体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-123069
公開番号(公開出願番号):特開平7-307582
出願日: 1994年05月11日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】長期間に渡って屋外などに設置するような場合でも、通信機器用筐体、とりわけヒンジ部の腐食をできるだけ抑制する構造を提供すること。【構成】ヒンジ部の支持孔の内周囲は、リングブッシュの圧入により、蓋を支える回動軸に直接当たることがなく、すきまがより少なくなって、錆の原因となる水分の量が抑制される。また、リングブッシュはほとんど固定されているため、リングブッシュの圧入前に支持孔に塗布された塗料が剥がれにくく維持される。また、錆びにくくて強度を有するステンレス鋼等の防錆材料で構成したヒンジ部の回動軸の周囲が、筐体材料としてのアルミニウム合金よりもイオン化傾向の少ない材料、例えば銅合金で構成されるので、アルミニウム合金を腐食することが抑制される。筐体材料が鋳鉄の場合でも同様である。
請求項(抜粋):
通信ケーブルと接続された通信用機器類を密閉格納し配置される通信機器用筐体において、該通信機器用筐体の密閉蓋を回動支持するヒンジ部が、防錆材料の回動軸と、該回動軸の周囲に、該ヒンジ部の支持孔に圧入されて固定されているリングブッシュとを備え、該リングブッシュが、スリットを有して、圧入前に前記支持孔の径よりも大きい径であること、かつ、該リングブッシュ材料の接触電位が該通信機器用筐体の材質と前記防錆材料との間の値であることを特徴とする通信機器用筐体。
IPC (3件):
H05K 5/06 ,  E05D 3/02 ,  H05K 5/03

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