特許
J-GLOBAL ID:200903090924042324
固定床式脱窒方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-075621
公開番号(公開出願番号):特開平6-285493
出願日: 1993年04月01日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 し尿の湿式触媒酸化処理水のように、TOC濃度が大きく変化する原水を固定床式脱窒処理する方法において、有機物の添加量を確実に制御することにより、高水質の処理水を安定かつ効率的に得る。【構成】 脱窒細菌の固定床3Aが形成された脱窒素槽3に、NOxとBOD成分とを含む原水を通水して脱窒処理するにあたり、脱窒槽で処理された処理水の酸化還元電位又はイオウイオン濃度を測定し、この測定値に基いて原水に有機物を添加する一方で、脱窒槽流入のNOx濃度及び有機物濃度を測定し、この測定値に基いて該脱窒槽に流入するすべてのNOxを脱窒するのに必要な有機物の理論濃度を算出し、この理論濃度と前記有機物測定値とを比較し、有機物測定値が該理論濃度よりも低い場合に、両者の差に相当する有機物量の少なくとも一部を原水に添加する。
請求項(抜粋):
脱窒細菌の固定床が形成された脱窒槽に、硝酸性窒素及び/又は亜硝酸性窒素(以下「NOx」と総称する。)とBOD成分とを含む原水を通水して脱窒処理する方法であって、該脱窒槽で処理された処理水の酸化還元電位又はイオウイオン濃度を測定し、この測定値に基いて原水に有機物を添加する固定床式脱窒方法において、該脱窒槽流入水のNOx濃度及び有機物濃度を測定し、この測定値に基いて該脱窒槽に流入するすべてのNOxを脱窒するのに必要な有機物の理論濃度を算出し、この理論濃度と前記有機物測定値とを比較し、有機物測定値が該理論濃度よりも低い場合に、両者の差に相当する有機物量の少なくとも一部を原水に添加することを特徴とする固定床式脱窒方法。
前のページに戻る