特許
J-GLOBAL ID:200903090925889274

タービンノズルセグメントのアンダーカット領域に隣接する側壁を衝突冷却する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-373656
公開番号(公開出願番号):特開2001-303906
出願日: 2000年12月08日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 タービンノズルセグメントのアンダーカット領域に隣接する側壁を衝突冷却する装置。【解決手段】 ガスタービンノズルセグメント(10)は外側バンド部及び内側バンド部(12、14)と、それらの間に位置する羽根部(16)とを有する。各バンド部は側壁(40)と、カバー(20)と、カバーとノズル壁との間にあり、両側に2つの空洞部(24、26)を規定する衝突板(22)とを含む。冷却用蒸気は一方の空洞部(24)に供給されて、衝突板の開口(30)を通過し、ノズル壁を冷却する。バンド部の側壁と内側折り返しフランジは、ノズル壁と共に、アンダーカット領域(44)を規定する。ノズル側壁に沿って、内側折り返しフランジを貫通する溝穴(60)が形成されている。両側縁部の間を貫通する開口(64)を有する板(58)がそれぞれの溝穴に配設され、溝穴と板は、第2の空洞部において冷媒が側壁に近接した位置で開口から流出し、側壁に冷媒が集中して当たるように傾斜して配置される。
請求項(抜粋):
ガスタービンで使用するためのノズルセグメント(10)であり、前記ノズルセグメント(10)は外側バンド部及び内側バンド部(12、14)と、前記外側バンド部と前記内側バンド部との間に延出する少なくとも1つの羽根部(16)とを有し、前記バンド部の少なくとも一方は、一部でガスタービンを通過する高温ガス通路を規定するノズル壁(18)と、前記ノズル壁から半径方向に離間し、前記ノズル壁との間にチャンバ(21)を規定するカバー(20)と、前記チャンバ内に配設され、前記カバーと共にその片側に冷媒を受け入れるための第1の空洞部(24)を規定する衝突板(22)とを含み、前記衝突板は、反対側では、前記ノズル壁と共に第2の空洞部(26)を規定し、前記衝突板は、冷媒を前記第1の空洞部から前記第2の空洞部内へ流入させて、前記ノズル壁を衝突冷却するための複数の貫通する開口(30)を有し、前記ノズルセグメントは、前記ノズル壁と前記カバーとの間にほぼ半径方向に延出する側壁(40)と、前記ノズルセグメントにより支持され、冷媒を前記第1の空洞部から流出させて、前記ノズルセグメントの前記側壁を衝突冷却するための複数の貫通する開口(64)を有する手段(58)とを含むノズルセグメント。
IPC (4件):
F01D 9/02 104 ,  F01D 25/12 ,  F01D 25/24 ,  F02C 7/18
FI (4件):
F01D 9/02 104 ,  F01D 25/12 E ,  F01D 25/24 G ,  F02C 7/18 E
Fターム (2件):
3G002GA05 ,  3G002GB01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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