特許
J-GLOBAL ID:200903090926676010

摩擦装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-253341
公開番号(公開出願番号):特開2001-099191
出願日: 2000年08月24日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 摩擦継手の作動時間と独立的な時間、冷却液を制御するソレノイド作動の制御弁の制御の下で収斂流れを提供して、クラッチを集中的に冷却するマルチ摩擦クラッチを提供する。【解決手段】 摩擦装置は、固定のハウジング12と、共通の軸線の周りを回転可能な被駆動部材21とを備えている。該組立体は、被駆動部材との間にてトルクを伝達し且つ遮断し得るように被駆動部材を接続し且つ切り離すよう作用可能である摩擦ディスクパック20も備えている。ピストン組立体42はクラッチハウジング内に支持されており、また、膨張可能なチャンバ44を画成する。ピストン組立体は、膨張可能なチャンバ内の流体の圧力に応答して、非係合位置と係合位置との間にて動き、これにより、パックを作動させ、被駆動部材を接続し且つ切り離す。その外径部から内径部まで収斂する冷却液の流れをパックに供給する冷却液チャンバを画成する周方向に配置された密封した開口部58を有する静止保持されたハウジング12内にクラッチパックが配置されている。
請求項(抜粋):
摩擦装置において、固定のハウジング(12)と、被駆動部材(21)と、前記固定のハウジングと前記被駆動部材との間に介在され、該ハウジングと被駆動部材との間にてトルクを伝達し且つ遮断し得るように該被駆動部材を接続し且つ切り離すよう作用可能である摩擦ディスクパックを有する摩擦継手(20)と、前記固定のハウジング内に支持され且つ前記固定のハウジングとの間にて膨張可能なチャンバ(44)を画成するピストン組立体(42)と、前記膨張可能なチャンバと連通する第一の加圧流体源(46)と、前記ピストン組立体が、前記膨張可能なチャンバ内の流体の圧力に応答して、非係合位置と係合位置との間にて動き、これにより、前記摩擦ディスクパックを作動させ、前記被駆動部材を接続し且つ切り離すことと、前記固定のハウジングが差し込み式ハウジングの形態とされることと、前記差し込み式ハウジング及びシール手段(66、68)を受け入れるトランスミッションケース(14)が、前記差し込み式ハウジングと前記トランスミッションケースとの間に介在されて、前記差し込み式ハウジングと前記トランスミッションケースとの間に冷却液チャンバ(58)を画成することと、前記冷却液チャンバと連通した第二の加圧流体源(52)と、前記パックの外径部に対して開放し、前記第二の加圧流体源が前記オリフィスを通って流れ且つ前記クラッチパックと接触し、これにより、該クラッチパックを冷却することを許容するオリフィス(62)とを備える、摩擦装置。
IPC (3件):
F16D 25/12 ,  F16D 13/72 ,  F16D 65/853
FI (3件):
F16D 25/12 C ,  F16D 13/72 B ,  F16D 65/853

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