特許
J-GLOBAL ID:200903090930872312

ワイヤハーネス端部より分岐した電線群の結束具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大和田 和美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242528
公開番号(公開出願番号):特開平11-089057
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 ワイヤハーネス先端部より分岐した電線群を強固に結束すると同時に各電線端末のコネクタを保護することができ、しかも、電線群への取り付け及び取り外しを一回の工程で行うことができる分岐電線群の結束具を提供する。【解決手段】 テープ状の雌側布ファスナー50と雄側布ファスナー60の裏面同士を接着または縫着してテープ状の結束具70とする。電線群の全長にわたってラップ巻きすることにより、雄側布ファスナー60の雄係合突起61の植設面と雌側布ファスナー50の雌係合突起51の植設面との重なり部が係着して固定され、電線群の結束及び各電線端末のコネクタ2の保護がなされる。取り外しは、ラップ巻きした結束具70一端を引っ張って一端から他端へと雄側布ファスナー60と雌側布ファスナー50の係着を解くことにより行う。
請求項(抜粋):
ワイヤハーネス端部より分岐した各電線端末にコネクタが取り付けられた電線群を車体パネルの貫通孔へ挿通する際に、上記電線群に巻き付けて電線群を結束すると同時に上記コネクタを保護し、車体パネルの貫通孔へ挿通した後は、電線群から取り外して電線群を分岐状態に復帰させる結束具であって、雄側布ファスナーと雌側布ファスナーの裏面同士を添着して一方の主面を雄側布ファスナーの雄係合突起の植設面とし、他方の主面を雌側布ファスナーの雌係合突起の植設面とした細巾テープからなり、上記電線群の全長にわたってラップ巻きすることにより、雄側布ファスナーの雄係合突起の植設面と雌側布ファスナーの雌係合突起の植設面との重なり部が係着して固定されて、上記電線群の結束及び上記コネクタの保護がなされる一方、ラップ巻きしたテープの一端を引っ張ってテープの一端から他端へと上記雄側布ファスナーの雄係合突起と雌側布ファスナーの雌係合突起の係着を解くことにより上記電線群から取り外すことを特徴とするワイヤハーネス端部より分岐した電線群の結束具。
IPC (2件):
H02G 3/26 ,  H02G 3/22
FI (2件):
H02G 3/26 F ,  H02G 3/22 C

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