特許
J-GLOBAL ID:200903090931508967

フェノキシエタノールの回収方法及びフルオレン誘導品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-166261
公開番号(公開出願番号):特開平10-017517
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 硫酸とチオールを触媒として用いてフルオレノンと過剰のフェノキシエタノールを反応させて9,9-ビス(4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン(BPEF)を製造する場合に、反応液から未反応のフェノキシエタノールを効率よく回収する方法を提供し、経済的に有利なBPEFの製造を可能にする。【解決手段】 反応液に低級脂肪族アルコールを添加して溶解させた後、水を添加してBPEFを析出させ濾過により除去回収し、濾液から蒸留により低級脂肪族アルコールを除去し、その釜残液に水を添加し、冷却してBPEFを析出させ濾過により回収し、濾液を60°C以上で撹拌した後に静置してフェノキシエタノール層を分離させフェノキシエタノールを回収する。回収したフェノキシエタノールを再度原料として用いる。
請求項(抜粋):
硫酸とチオールを触媒として用いてフルオレノンとフェノキシエタノールを反応させて9,9-ビス(4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンを製造する場合に、その反応液に低級脂肪族アルコールを添加して溶解させた後、水を添加して9,9-ビス(4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンを析出させ、析出した9,9-ビス(4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンを濾過により除去回収し、濾液から蒸留により低級脂肪族アルコールを除去し、その釜残液に水を添加してフェノキシエタノール層を分離させることを特徴とするフェノキシエタノールの回収方法。
IPC (4件):
C07C 43/23 ,  C07C 41/36 ,  C07C 41/38 ,  C07C 41/42
FI (4件):
C07C 43/23 A ,  C07C 41/36 ,  C07C 41/38 ,  C07C 41/42

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