特許
J-GLOBAL ID:200903090935296980

ハロゲン化銀写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130739
公開番号(公開出願番号):特開平6-342192
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、810〜840nmのレーザー光源のレーザーイメージャーに分光感度および感度適性を有し、 Dry to Dry 45秒以下の自動現像機処理適性をもつハロゲン化銀感光材料を提供することにある。【構成】透明支持体の一方の側に感光性ハロゲン化銀乳剤層を有し、該ハロゲン化銀乳剤は塗布銀量が2.8g/m2以下、該乳剤層がある側の全ゼラチン塗布量が3.5g/m2以下であり、該ハロゲン化銀乳剤は特定の分光増感色素で810〜840nmの波長域に分光増感され、支持体のもう一方の側の親水性コロイド層の少なくとも1層に特定の染料を含有し、自動現像機で Dry to Dry 45秒以下で処理されるハロゲン化銀感光材料。
請求項(抜粋):
透明支持体の一方の側に感光性ハロゲン化銀乳剤層を有し、該ハロゲン化銀乳剤は、塗布銀量が2.8g/m2以下、該乳剤層がある側の全ゼラチン塗布量が3.5g/m2以下であり、該ハロゲン化銀乳剤は一般式〔I〕で表わされる分光増感色素で810〜840nmの波長域に分光増感され、支持体のもう一方の側の親水性コロイド層の少なくとも1層に一般式〔IIa〕、〔IIb〕及び〔IIc〕で表わされる化合物から選ばれる少なくとも一つの染料を含有し、自動現像機で Dry to Dry 45秒以下で処理されるハロゲン化銀感光材料。【化1】〔式中、Z5 、Z6 は5または6員の含窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表わす。Q5 は5、6または7員環を形成するのに必要な原子群を表わす。R4 、R5 はアルキル基を表わす。L32、L33、L34、L35、L36、L37、L38、L39、L40はメチン基または置換メチン基を表わす。また他のメチン基と環を形成してもよく、或いは助色団と環を形成してもよい。n8 、n9 は0または1を表わす。M5 は電荷中和対イオンを表わし、m5 は分子内の電荷を中和させるために必要な0以上の数である。〕【化2】式中、Y1 及びY2 は各々、カルコゲン原子、-CH=CH-基、-N(R10)-基(R10はアルキル基を表す)、または-C(R10)(R11)-基(R10とR11は各々アルキル基を表す)を表し、Z1 及びZ2 はベンゾ縮合環またはナフト縮合環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。R1 及びR2 は各々アルキル基を表し、Lは各々、同じでも異なってもよく、メチン基を表し、Lの少なくとも1個は-OR12基(R12は酸性置換基で置換された、アルキル基またはアリール基を表す)、-N(R12)(R13)基(R12は前述と同義、R13は水素原子または酸性置換基で置換された、アルキル基またはアリール基を表す)、-SR12基(R12は前述と同義)または-CH(R14)(R15)基(R14及びR15は各々シアノ基、カルボン酸基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、スルホニル基またはスルファモイル基を表す。但し、R14またはR15の少なくとも一方は酸性置換基を含むものとする。)で置換されたメチン基を表し、Xはアニオンを表し、pは0または1を、rは0または1を、mは2または3を、nは1または2を表す。染料が分子内塩を形成するときはnは1である。但し、染料分子中に少なくとも3個の酸性置換基を有するものとする。【化3】式中、Z1 及びZ2 はベンゾ縮合環またはナフト縮合環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 は各々アルキル基を表し、Lは各々、同じでも異なってもよく、メチン基を表し、Lの少なくとも1個は-OR12基(R12は酸性置換基で置換された、アルキル基またはアリール基を表す、ここでは「置換されたアリール基」をも意味する)、-N(R12)(R13)基(R12は前述と同義、R13は水素原子または酸性置換基で置換された、アルキル基またはアリール基を表す)、-SR12基(R12は前述と同義)または-CH(R14)(R15)基(R14及びR15は各々シアノ基、カルボン酸基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、スルホニル基またはスルファモイル基を表す。但し、R14またはR15の少なくとも一方は酸性置換基を含むものとする。)で置換されたメチン基を表し、Xはアニオンを表し、mは2または3を、nは1または2を表す。染料が分子内塩を形成するときはnは1である。但し、染料分子内に少なくとも4個の酸性置換基を含むものとする。【化4】式中、Z1 及びZ2 はベンゾ縮合環またはナフト縮合環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。R1 、R2 、R3 、R4 、R5 およびR6 は各々アルキル基を表し、R7 及びR8 は水素原子または共に5または6員環を形成するに必要な非金属原子群を表し、R8 は-OR12基(R12は酸性置換基で置換されたアルキル基またはアリール基を表す)、-N(R12)(R13)基(R12は前述と同義、R13は水素原子または酸性置換基で置換された、アルキル基またはアリール基を表す)、-SR12基(R12は前述と同義)または-CH(R14)(R15)基(R14及びR15は各々シアノ基、カルボン酸基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、スルホニル基またはスルファモイル基を表す。但し、R14またはR15の少なくとも一方は酸性置換基を含むものとする)を表し、Xはアニオンを表し、nは1または2を表す。染料が分子内塩を形成するときはnは1である。但し、染料分子内に少なくとも4個の酸性置換基を含むものとする。
IPC (6件):
G03C 1/20 ,  G03C 1/00 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/09 ,  G03C 1/76 502 ,  G03C 1/83

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