特許
J-GLOBAL ID:200903090935460896

走査型光学顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-044273
公開番号(公開出願番号):特開平6-214163
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】〔目的〕 光学顕微鏡の分解能を向上し、かつコントラストを増強する。〔構成〕 被検体に光を収束して走査しその透過光線と、同じ光源から分離した光を収束した収束部位に、光の収束範囲より小さい光の小しゃへい物を設置し、その周囲よりもれる光とで干渉さし、映像化する。
請求項(抜粋):
〔請求項1〕 干渉性の良い光源からの光を半透鏡2で光3光4に分離し、光3を光学系5で被検体6の光の小範囲7に集束さして被検体6の透過光を得、一方光4を光学系5とほぼ等しい光学特性をもった光学系13で光の小範囲14に集束さす。この時光の小範囲14内に光の小しゃへい物15を設置し、光の小しゃへい物15の周囲よりもれる光を得、半透鏡上で前者の被検体6の透過光と、後者の光の小しゃへい物15の周囲からもれた光とで干渉さし、被検体6の透過光の干渉残りを光検出器22で検出する機構と、被検体6を光の小範囲7の光で走査する機構を有し、被検体6を光の小範囲7の光で走査している位置の座標に、被検体6の透過光の干渉残りの光量で表わす表示機構を有する走査型光学顕微鏡。〔請求項2〕 被検体6の透過光を光学系8にて集束し、光の小範囲7の像を光のしゃへい壁9のピンホール10内に結像し、光学11にて平行光線12にする機構と、光の小しゃへい物15の周囲からもれた光を光学系16にて集束し、光の小範囲14の像を光のしゃへい壁17のピンホール18内に結像し、その光を光学系19で平行光線20にする機構とからなり、平行光線12と平行光線20とを半透鏡21上で干渉さし、干渉残りを光検出器22で検出する請求項1記載の走査型光学顕微鏡。〔請求項3〕 被検体6に音波を照射し、被検体6を光の小範囲7で走査さす請求項1記載の走査型光学顕微鏡。

前のページに戻る